2016年のクリスマスにあけたワインだからもう一月経つ。
例によってスペインワインから。
もう10年ぐらい前だろうか、両親が上京してくることになっていたが父が急用で来れなくなり、「代わりにこれで美味い酒でも買えと息子に渡せ」と母に預けたお金で買ったワインがこの「FINCA SANDOVAL 2003」。
日本橋の高島屋で確か6000円台だっただろうか。
ブルゴーニュスタイルの瓶だがズシりと重く、亡き父の思い出の1本ってことにもできそうだ
FINCA SANDOVAL 2003
DOマンチュエラという、あまり聞かない産地。
ジャケ買いしたため飲むまで詳しいことを調べなかったのだが、生産者は元ウニコの醸造長、マリアノ・ガルシアであった。
実は前日にこのマリアノ・ガルシアの「MAURO 2004」を飲んだばかり。
2016年のクリスマスは、我が家ではマリアノ・ガルシア祭りになっていた
手に乗せた鳥の素朴なイラストが、逆に存在感を出している。
重厚なボトルとこのイラストの対比でそう、ジャケ買いしたようなものだ
このボデガでは最上キュベであるこちら、ブドウはシラーとモナストレル。
色は非常に濃く、香りも限りなく深い。
13年経ってると思えないほどの力強さがありつつ、とてもしなやか。
かすかにミルキーさもまだ感じられ、スパイシーでありつつ、とてつもない深い甘味がある。
あと10~20年は軽く持ちそうな内容だ。
抜栓して数時間経っても全く劣化がなかった。
かなりレアなワインで、おそらくもう二度と手に入らないだろう。
もし今後も飲める機会があれば、オヤジの思い出ワインとしても(本人は飲んでないが(^^ゞ)、少々無理をしてでも何とかしたいと思わせる1本であった。





