※東根温泉「巽の湯」は2022年3月で閉業しました
2014年9月の東北湯巡りシリーズに戻る。
宮城から山形に入り、肘折温泉郷で1泊。
黄金温泉「カルデラ温泉館」を最後、次に向かったのが東根市にある東根温泉。
開湯は1910年で、旱魃対策で農業用水用の井戸を掘ったら温泉が出たパターン。
街の中にある温泉地で、色んな商業施設や住宅に混じって温泉旅館や共同湯が点在している感じ。
先の肘折温泉みたいなムードはないが、街の湯も好きな自分としては、これはこれで攻め甲斐があるというものだ
なお山形新幹線開通にちなんで現在は「さくらんぼ東根温泉」と呼んでいる。
ここでは以前からの東根温泉とさせていただく。
東根温泉には立寄れる共同浴場が4軒ある(2014年9月の時点)。
まず向かったのが大通りに面している「巽の湯」。
東根温泉 「巽の湯」
あまり温泉施設っぽくない建物で、少なくとも風情とかに訴えていないが、駐車場も広く、おそらく地元の人は通いやすそうである。
入浴料は300円。
ゆったりとしたロビーを浴室まで進む。
建物はなかなか大きそうだが浴場は共同湯らしく、男女別の内湯が1つずつ。
脱衣所に入ると学生さんっぽい人が出るところ。
お、独り占めできそうだ
淡い褐色透明の湯が、おお~、かなりざんざんとかけ流されている
無し無しの完全かけ流しである。
投じられている湯は源泉名「東根温泉協同組合18号源泉」。
源泉温度50.8度のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉。
泉質名だけみると、この前に巡っていた肘折温泉と同じだが、様相は全然違う
浴室全体に淡く漂うモール泉らしさと鉱物臭っぽい甘爽やかな香り。
ごく僅かにアブラ臭もあるか。
タマゴ臭とコクのあるタマゴ味もあり、これはテンション上がる
細かな茶色系の湯の花も舞っている。
やや熱めだが完全かけ流しゆえ。
しっかりとしたスベスベ感があって心地よい
蒸発残留物は1402mg。
pHは7.6。
ちなみに炭酸水素イオンは319.2mgだがもっと多く感じた。
洗い場もそこそこ広くあり、公衆浴場としてとても利用しやすそうだ。
1湯目からかなりワクワクする湯と湯使い。
シブい系ではないが、東根温泉のよさは十分に味わえる1湯。
次も共同浴場へ。
東根温泉 「巽の湯」 ※東根温泉「巽の湯」は2022年3月で閉業しました
山形県東根市温泉町3-2-13
0237-42-0809
入浴料 300円










