他の2つの共同湯が立寄りでは基本的に入れないのに比べ、こちらは誰でも入ることができ、また浴場もかなり大きい。
肘折温泉 「上ノ湯」
入浴料は受付に見えるように250円。
普通に支払って入浴したのだが、泊まった宿で無料入浴券をもらえた…先走ってしまった(^_^;)
もちろんその入浴券を持って翌朝に再び立寄ったけど
浴槽は広い。
10人以上が楽に入れる。
結構人がよく訪れるのだが、運よく一瞬だけ独り占めできた。
桶を片付けて、角度を変えてもう1枚。
注がれる湯はほぼ無色透明。
使用源泉は組合3号源泉と組合4号源泉の混合泉。
源泉温度69度のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉。
かけ流しは間違いないが、湯使いは加水かどうかは確認できなかった。
「上ノ湯」は以前から「疵湯」として知られていた。
ただしその頃の源泉とはどうやら違うようだ。
以前は独自源泉「上の湯1号源泉」を使用しており、ここ以外では今回訪れられなかった「亀屋旅館」で使用しているらしいが、ここで使用してないことを考えると確認してこればよかった!
さて、現在の源泉のメイン湯口はお地蔵さん。
肘折温泉を大同二年(807年)に発見した老僧をまつってある。
当時の源泉で折れた肘を洗ったら治ったとのこと。
現状では当時の源泉ではないが、同じ土地に湧く湯、ありがたいことには違いない。
ごく僅かだが炭酸風味を感じる。
炭酸の酸味や甘味があり、シュワシュワ感も少し感じられる。
遊離二酸化炭素は309.2mg。
また僅かながら苦味もあった。
マグネシウムイオンが26.8mgあり、その辺からくるのだろうか。
炭酸水素塩温泉らしいスベスベ感がある。
炭酸水素イオンは849.2mg。
ちなみにpHは6.5と中性。
成分総計は3.7382g/kg。
僅かだが泡付きが感じられた。
広くてもしっかり湯治場の共同湯らしい空気に満ちており、訪れるたびに入りたい浴場だ。
さて、写真を撮り忘れたが浴場にはあがり湯がある。
さらにもう一つ、謎の垂れ流しがあった。
これは温度は低いが、無色透明でやはり僅かながらしっかり炭酸風味を感じる。
混合泉を冷ましたものなのか、これが以前の上の湯1号泉なのか分からない。
まず何のためにあるのだろう…桶が置いてあるだけに、冷泉としてこれをかぶりながら温冷交互入浴をすると確かに気持ちよいが。
再訪したら管理の人に聞いてみよう。
肘折温泉 「上ノ湯」
山形県最上郡大蔵村肘折温泉
入浴料 250円








