建物には大きな看板もなく、湯倉温泉の一軒宿なのだが、知る人ぞ知るような雰囲気である。
こちらは立寄り可能なお宿のはずなのだが、今まではタイミングが悪かったのか、フラれっぱなし。
AM中に訪れるのは初めてかもしれず、案内を乞うと立寄りOKとのこと。
ようやくいただける~

湯倉温泉 「旅館 鶴亀荘」
立寄り入浴料は500円。
ロビーは思っていたよりずっと明るくて新しい。

掃除が行き届いており、落ち着けてとってもよい雰囲気だ。
では男女別浴場へ。
ロビーはリニューアルされていたが、浴場まわりはよい意味で歴史を感じさせてくれる。

脱衣場にある洗面所は、大好きな小タイルの素敵な装い。
青く塗られた窓枠との明るいコントラストがよいセンス。
では男湯へ。

大浴場は扇形の内湯と、奥に小ぶりな露天風呂がある。
女湯は小さめの内湯のみ。
これは時間によって入れ替わる様だが、立寄り可能時間内に入れ替わりがあるかは不明。

浴槽で黄褐色やや濁りの源泉は、共同浴場と同じ源泉「湯倉温泉」。
引き湯距離はやや鶴亀荘の方が長いとはいえ、新鮮味が劣るほどの距離ではない。

湯量はうまく絞られており、60.5度のナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉を完全かけ流しで使用している。
共同浴場より石膏臭が強い気がした。
味わいも粉っぽい感じが多い。
投入された時間経過や湯船の大きさなどにもよるのだろう。
同じ源泉でも浴槽による感覚の違いはホントによくあるから面白い。

浴感もスベキシのスベ感が多めに感じられた。
硫酸イオンは1423mgだが、炭酸水素イオンも867.9mgあり、スベスベは十分感じられてよいはずなのだ。
メタケイも131.5mgあるから、共同浴場浴後のサッパリ感が影響しているのかもしれない。
露天風呂からは只見川が眺められるようになっている。
ただし浴槽に浸かると川は見えないが(^^ゞ
投じられる源泉は同じ。
色味は内湯よりやや緑がかって見えた。
浴槽の色のせいかもしれないが、同じ源泉でもこの辺の微妙な色の変化も楽しい。
小さいながらもゆっくり寛げる露天風呂だった。
女湯も誰も入ってなかったため、写真だけいただいた。

白いカルシウムの膜が張っており、湯の状態はここがベストっぽい。
大浴場も露天も、もちろん悪いわけではないが。
こちらは料理の評判も高く、美味い酒も飲めそうな宿。
いつか泊まりでも来てみたいなぁ。
福島県大沼郡金山町大字本名字上ノ坪1942
0241-54-2724
立寄り入浴料 500円
<源泉:湯倉温泉>
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(低張性・中性・高温泉)
60.5度
pH7.3
60リットル/分(動力揚湯)
成分総計5.715g/kg
源泉で無色透明
浴槽で黄褐色やや濁り
微金気臭としっかりした石膏臭あり
苦味を帯びた淡塩味と淡ダシ味あり
スベスベ感あり
完全かけ流し
2014年7月入湯
※数値はH24の分析表より






