
さて初湯は…といきたいことだけど、新年最初にブログアップするのは昨年7月の湯(^^ゞ
奥会津の湯倉温泉共同浴場。
今はすでにリニューアルされて男女別の共同湯として再出発しているが、こちらはまだ混浴の旧浴槽時代。
何度か訪れているが、惜別入湯のつもりでまた行ってみた。
この浴槽の最後訪問なのでやや詳しく。

現在は200円になったようだが、このときは入浴料100円以上。
脱衣場は男女別だが、ではその混浴浴場に惜別到着。
湯倉温泉 共同浴場

カルシウムの結晶が少し膜になっている。
前の人が入ってしばらく経っているのか。

源泉はほぼ透明だが、浴槽で白緑灰色にやや濁り。
その注がれる源泉は源泉名がそのまま湯倉温泉。
60.5度の源泉温度があるナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉。
湧出量は60リットル/分あり、この共同湯と旅館「鶴亀荘」に供給。

高い源泉温度を加水なしに使用するため、基本的に注がれる大半が湯船の外へ向かう。
上の写真で湯口の上の軌道は湯船に入らない。
手前のタオルでふさがれているように見えるのが、浴槽への湯口である。
そうやって熱い源泉を完全かけ流しにて使用している。

湯口を正面から見るとこんな感じ。
析出物の造形が面白く、鉄道模型のレイアウト(ジオラマ)みたいに見えて、なかなか気に入っている。
このときの浴槽への投入は、ちょろちょろ程度。
浴槽温度はいつもより熱くなかった…撮影のときはタオル、のければよかったなぁ(^o^;)
石膏臭と仄かな金気臭がある。
淡い苦味と淡い塩味があり、ダシ風味もある。
総計は5.715g/kg。

逃された大変の源泉は浴槽外の枡へそのまま投入。
外へ流れ去り、析出部の山となっている。
一般のカランやシャワーはなく、源泉が溜められており、かけ湯などはそこから使用する。

専用の蛇口があり、加水することができる。
ちなみに浴槽には直接加水することはできない。

浴感はスベキシ系。
いつも熱くて硫酸塩泉らしくピリピリするイメージがあるが、このときは投入量が絞られて入りやすい温度になっていたため、そんなにピリピリしなかった。
以上、今はなき浴槽のレポート。
男女別の浴槽になって何か変わったかは、また訪れたときに確かめたい。
湯倉温泉 共同浴場
福島県大沼郡金山町大字本名字上ノ坪1944-2
入浴料 100円以上
<源泉:湯倉温泉>
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(低張性・中性・高温泉)
60.5度
pH7.3
60リットル/分(動力揚湯)
成分総計5.715g/kg
源泉で無色透明
浴槽で白緑灰色に濁り
微金気臭と淡石膏臭あり
苦味を帯びた淡塩味と淡ダシ味あり
スベキシ感あり
完全かけ流し
2014年7月入湯
※数値はH24の分析表より


