実は「下の湯」の前に来ていたのだが、宿の前に車が2台。

こちら浴場は1つだけなため、独占したい我々は後でもう一回寄ることにして「下の湯」に向かったのだ
そして再び来たら、見事に車は1台も無かった!
西山温泉 「老沢温泉旅館」
立寄り料金は手形を利用して入るため聞き漏らしてしまった。
以前は400円だったが、現在はどうだろう。
老沢温泉旅館といえば、浴場までにまず階段が有名である

カレンダーが展示会かと思うぐらいに並んでいるのだ
でもこの浴場へのアプローチは好きだなぁ
以前に訪れたときはその浴場の佇まいと湯の素晴らしさに感動して、他の西山温泉をすっ飛ばしてしまった。
そのステキ浴場はもちろん、何も変わっていなかった
まるで修行の場のような凛とした佇まい。
源泉「老沢の湯」の湯口は奥にあり、必然奥から熱い浴槽、中ぐらいの浴槽、ぬるめの浴槽となる。
この日訪れたときはぬるめの浴槽が適温、真ん中の浴槽はかなり熱め、熱い浴槽は激熱だった。
注がれる源泉「老沢の湯」は分析表が平成5年のため、現在の性格な数値は分からない。
平成5年時で源泉温度65.4度の含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉。
十分に熱いので、少なくとも源泉温度はまだまだ高いであろう。
ただし20年前の数値のため、データとしてはあくまで参考レベルだ。

この湯口からの距離と、せき止める小さな板によって各浴槽の温度が変わるのだ。
一番奥の熱い浴槽で焦げ硫黄臭をしっかり感知。
全体的に仄かなアブラ臭もある。
この浴場の佇まいを素晴らしくしているのは、かけ流しの沈着である。

茶色や緑色、黒といった様々な沈着がオーバフローの道筋に沿って彩られている。
実に美しい
温泉の持つ別の深みを感じさせてくれる。
そして奥に鎮座する温泉神社。

この浴場の空気が最終的にキリっと締まるのは、間違いなくこの神社の存在。
湯を愛するものであれば、思わず頭を垂れずにはいられない。
一番手前のぬるい浴槽から。
白と黒の湯の花はどれも大きく、かなりの存在感。
どちらかといえば、黒い湯の花の方が多い。
相変わらずタマゴ風味を持った塩ダシ味が何とも美味しい
熱い浴槽もセルフで湯守をしたりなどして、入浴可能な温度になってきた。
これは真ん中の浴槽。

と言っても写真で何が違うかはほとんど伝わらないが(^_^;)
僅かにささ濁った湯はスベスベ感もしっかりあった。
指摘するまでもなく、すべての浴槽で完全かけ流し。
せっかく浴槽が3つ並んでるので、4ショットは立体的に。

ここの源泉でいつか温泉粥を炊いてみたいものだ。
さて、こちらの老沢温泉旅館、実はもう一つ源泉がある。
それは建物の外、玄関の脇に注がれている30度前後のあっさりしたぬるい源泉。
4年前に訪れたときはこんな感じだった。
浴槽にしては浅いが、それなりに浴欲をそそる佇まい。
このときは見学と簡単なテイスティングだけだった。
ところが今回訪れてみると。。。
まったく違う景色になっていた!(゚Ω゚;)
うう、これはよほど源泉に栄養があるのか…浴槽としては相当に最凶レベルだ
変態隊長のトラッカーもこれにはさすがにトライをやめた…まあシチュエーション的に玄関のすぐそばということもあるが。
前回、許可を得てでも入っておけばよかったなぁと思ったのであった
西山温泉 「老沢温泉旅館」
福島県河沼郡柳津町五畳敷字老沢114






