磐梯熱海温泉には2014年現在共同湯が3つある。
「元湯」に入った後、時計と睨めっこしつつ、あと入れるのは1湯のみ。
ここは入るためのアプローチにひと手間かかる「宝の湯」の方がネタ的にも面白かろうということで、近くの「錦星湯」は前を通っただけで割愛し、離れたところにある「宝の湯」を目指した。
実は「宝の湯」は10年以上昔、今みたいな湯ヲタじゃないww時分に来て、入り方がよくわからず(あるいは時間外だったか)断念したことがあった(^_^;)
その入り方は別に秘密にされているわけでなく、浴場に行けば指示されている。

安田商店は閉店間際で、あるものの返却が間に合わなさそう。
なので乙女食堂に向かった。
空腹のまま、また食堂に行くのに、これまた食事ができない(→o←)ゞ
しかし無事、そのあるもの…桶をゲット

入浴料300円もご主人に支払い、いざ浴場へ。
磐梯熱海温泉 「宝の湯」

昔から今のようなシステムではなく、以前は営業時間には人が常駐していたようだ。

入口からして男女別のため番台形式と思ったら、中にはその名残がしっかりあった。
かつて人が居たと思われる番台には大きな暖簾。
外の看板よりも立派だ
写真の手前が脱衣所である。
浴槽はシンプルで小さなものが一つ。
なぜ桶がピンクなのかと思ったら、床と同じ色だったのだ
湯口は2つあり、一つは一般の蛇口で捻ればドバ~っと源泉が出る。
もう一つはプッシュ式の蛇口で加水用。
貸切状態だし到着時は少し湯が減っていたので源泉を勢いよく投入した。

投じられる源泉は、脱衣場の分析表では市営4号となっていたが、昭和54年のもの。
現在は「きらくや」のメインや露天風呂、「元湯」の小浴槽と同じ、郡山市営第1号泉、第4号泉、第7号泉の混合泉のはず。
無色透明でほぼ無味無臭、pH9.4のアルカリ性単純温泉。
僅かだが少し香ばしい芒硝っぽい香りが感じられた気もした。
源泉温度は53度なので、引湯の具合か、この時期(5月)でも投入量で温度が調整できるレベルだ。
オーバーフローが見えないと思ったら、浴槽内の穴から排出される仕組みだった。

「元湯」の低い方の源泉でスベスベコーティングがされたのかもしれないが、同じ湯を使う他の浴槽より、スベスベ感が少し強いようにも思えた。
3人入ればほぼいっぱいのこちらの浴槽。
ならば3ショットを。

大きな元湯と違って実にシンプルな共同湯として、末永く地元の方を中心に愛浴され続けてもらいたいなぁ。
ぼくらの様な外からの来訪者はくれぐれもマナーだけはしっかり守り、これからもぜひお邪魔できるように願いたい。
借りた桶を戻し、さて次はこの日の宿泊先の自炊可の湯宿へ急いだ。
4人目の仲間とも合流し、まずは宴会
磐梯熱海温泉 「宝の湯」



