通称は「中山館」なのだが、建物看板は「中山旅館」だ。
建物自体はそれなりに経年がありそうだが、外はきれいに塗装され、その「中山旅館」の看板も新しい。
それでは古くからある「中山館」の看板の方で半顔ショット。
広田鉱泉 「中山館」
通常の立寄り入浴は500円だが、温泉博士の手形で無料にていただく。
浴場は男女別だが、このときは男風呂のみ使用可。
必然、女性客が来たらぼくが出るのを待ってからの案内になるのだろう。
貸切独り占め状態である。
湯は明らかに「湯元館」とは違う。
モール泉を思わせる黄褐色透明。
基本的に加温のための循環あり。
湯口からは加温された中山館1号源泉が注がれている。
そして湯口からずず~っと視線を左に移すと、存在感たっぷりのカランが

はい、捻れば生のままの源泉がたっぷりと出てきましたっ

これにてセルフかけ流し~!

源泉温度16度のナトリウム-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉。
pH8.9のアルカリ性で、総計は1.558g。
淡いアブラ臭とごく僅かに硫化水素臭、そして仄かなモール臭も。
アブラ風味と強めの甘味。
僅かな塩味・苦味もあり、激しくないがなかなか個性的。
こちらも湯元館に劣らず、ツルスベ感は強い!
まあツルスベ感だけだと湯元館の源泉の方がやや強いかも。
炭酸水素イオンは735.5mgだが、炭酸イオンが55.2mgある。
この炭酸イオンの数値は割合的にかなり高い方であろう。
窓の外からは露天風呂エリアが見えたが、湯は張ってなかった。
それなりの広さなので、燃料が大変そうだ。
4~11月のみらしい。
使用時期は限定されて仕方ないであろう。
ぼくとしては内湯の浴槽だけで十分だと思う。
洗い場も広いし。
ちなみに女風呂にも湯は張ってあったが、加温がこれからなのか冷めたのか、源泉温度よりは高いけど、一般的な浴用の温度ではなかった。
帰り際に玄関で女将さんとしばらく立ち話。
温泉博士の手形に載せるにあたってはかなり迷われたらしい。
でもまずは知ってもらいたいとのことで、経営的には大変だけど思い切ったとのこと。
やはり遠くからも来る人がいて、皆さん喜んでもらえるのは嬉しいとおっしゃっていた。
無料でいただいてしまって恐縮だが、ホント、よいお湯でした。
ありがとうございました!
皆さんも新潟湯巡りの際は、ぜひ広田鉱泉「中山館」を訪れてください!
素泊まりもできるし、二食付きでも食事などいろいろ相談できるみたい。
宿泊してじっくり楽しむに値する湯ですわ
※直接確認してませんが、残念ながら2015年のどこかで閉館したとのことです。
広田鉱泉 「中山館」









