湯涌温泉の総湯 に入った後は、金沢温泉郷の中に入るもう1湯に立寄った。
一軒宿の「曲水温泉」。
秘湯を守る会の会員宿でもある。
この看板にたどり着く前、宿に向かう道には「秘湯」とのみ書かれた案内板もあったが、道は開けていてそれほど秘湯感はない。
もちろん開業当初はかなりアクセスも悪かったのであろう…と思ったら開湯は平成元年。
旅館業は平成10年から。
結構最近の温泉であった![]()
しかし昔話みたいに、先代の夢のお告げで掘ったら湧いた湯である。
曲水温泉「曲水苑」
ちょうど買物から帰ってきたところの女将らしき人に入浴を請う。
湯の入れ替えをしているからぬるいかもと言いつつ、にこやかに迎えてくれた。
立寄り入浴料は500円。
完全に貸切で入ることができた。
やっぱり宿の立寄り湯は落ち着く![]()
浴槽は男女別に、小さめの内湯と開けた感じの露天風呂。
まずは内湯から。
内湯は源泉を加温して循環併用にて使用している。
源泉温度は分析表では46.7度だが、現状でそこまでないのだろうか。
露天の湯口が浴槽内だったので、源泉のインプレッションはこちらで。
pH8.3の弱アルカリ性のナトリウム・カルシウム-塩化物泉。
無色透明で、ほんの僅かに硫化水素臭を感じる。
苦塩味がある。
浴感はスベキシ。
加温して温かくも小さな浴槽はやはり寒い時期には必要だろう。
では露天へ。
内湯の何倍か広いが、あえて加温をしない完全かけ流しになっている。
湧出量は81.3リットル/分となっていた。
ぬるいがオーバーフローが心地よい![]()
そう、源泉温度がぬるいから、先に触れたように湯口は浴槽内。
体感温度は不感温度ぐらいだったか。
なお高張性(総計15g以上)とのことだが、そこまでの濃さは感じられなかった。
派手な湯ではないが露天を完全かけ流しにしているのは好感が持てた。
曲水温泉「曲水苑」
石川県金沢市七曲町ハ132-1
076-235-1717
立寄り入浴料 500円
<源泉:曲水温泉1号源泉>
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(弱アルカリ性・高張性・高温泉)
46.7度
pH8.3
成分総計 15.6g/kg以上
81.3リットル/分
無色透明
極微硫化水素臭
苦塩味あり
スベキシ感あり
内湯で加温・循環併用かけ流し
露天で完全かけ流し
2013年6月入湯
※数値は平成元年の分析表より








