蔵王温泉に1泊している間、途中で麓におりて立寄った湯があった。
まずは13号沿いの1湯。
八角形の屋根が印象的な立ち寄り施設、「八百坊」。
「はっぴゃくぼう」と読む。
朝6時半からの営業で、8時過ぎに訪れた。
八百坊
健康温泉道場という表記だが、この施設には漢方と氣でもって健康促進をめざす「カワダ薬局」が隣接している。
おそらく同経営だと思われる。
源泉名は福神Ⅰ源泉。
浴槽も「福神の湯」と名づけられ、玄関に看板も出ていた。
朝もわりと早めだがお客はそこそこいた。
受付で入浴料500円を支払い、浴場へ。
湯気がかなりこもっており、写真はうまく撮れなかった。
先客は2~3人。
会話の中身から、すぐ前にある某自動車メーカーの販売店に勤める整備士さんが出勤前に立寄っていることがわかった![]()
浴槽は広くて複雑な形をしているメイン浴槽と、源泉を冷まして水風呂にした小さな浴槽の2つ。
ほんの僅かに黄色がかった透明の湯が加温も加水もなく、完全にかけ流されている。
湯口は滝状になっており、かなりの量が投じられている。
源泉温度49.1度のナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉。
微硫化水素臭があり、淡いタマゴ味と淡い塩味、仄かなダシ味と仄かな甘味があり、すなわち美味しい![]()
かけ流しの量も多くて、広い洗い場は常にヒタヒタ。
湯の使い方が新鮮なため、浴槽での温度も43度以上ありそうだ。
硫酸塩温泉らしく最初ビリっとした感覚があるが、ぎりぎり熱め適温と言えよう。
湯の花は少なめだが茶色系だった。
さらにツルスベ感がしっかりあって嬉しい![]()
pHは8.5ある。
強酸性の蔵王から降りてきて比較的近いところにある湯なのにこの水素イオンの数値。
すごいなぁ。
カランもシャワーも温泉を使用している。
そして先述したように、何と水風呂もこの湯を冷まして使用。
ご覧のような小さな浴槽だが、これがあるためにメイン浴槽が熱めでも交互入浴でたっぷりと源泉の湯力を楽しめる。
大きな国道沿いの目立つ施設ながら、十分に源泉の持つ力を活かすことを一番に考えている姿勢は大変好感が持てた。
広くオススメの施設。
八百坊
山形県山形市東青田5-1-1
023-624-9800
入浴料 500円
<源泉:福神Ⅰ源泉>
ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉(弱アルカリ性・低張性・高温泉)
49.1度
pH8.5
溶存物質総量 2.504g/kg
微黄色透明
淡硫化水素臭あり
淡タマゴ味、淡塩味、微ダシ味、微甘味あり
しっかりとしたツルスベ感あり
完全かけ流し
シャワー・カランも温泉使用
源泉を冷ました水風呂もあり








