6月に入ったけど、まだ3月湯巡りの続き。
かみのやま温泉エリアを後にして蔵王方面へ。
蔵王温泉エリアに行く前に、この日は途中で2つばかり立寄った。
共に13号からそれほど離れてない湯だ。
まずはやや古びた鉄筋の宿。
山形温泉湯元を名乗る「蔵王荘」。
山形温泉「蔵王荘」
こちらの湯はなかなかよい評判を聞いていた。
蔵王温泉でロッジを営む知人も、あえてこちらの湯に来ることがあるとのこと。
期待が膨らむではないか![]()
フロントに人影が見えない。
呼び出して立寄り入浴料300円を支払う。
宿で立寄りが300円は安いなぁ![]()
ちなみにこちらは一泊二食付は8000円だが、素泊まりは4500円。
湯治など一週間以上となると割引もあるそうだ。
自炊施設はなさそうだが、近所に食事処も結構ありそう。
浴室に向かう。
ステキな表示が掲げてある![]()
浴室の暖簾には「温泉新幹線つばさ」とある。
温泉新幹線か…言い切ったねぇ![]()
そういえば新幹線で山形に来たことはないなぁ。
温泉新幹線、一度は乗ってみたい。
車内でも湯バカをワクワクさせるような仕掛けがあるんだろうか…ないか(^^ゞ
それ以前に「つばさ」と言えばぼくの中では新幹線ではなく、485系のエル特急あたりのイメージだ。
それなら乗ったことがあるぞ。
スミマセン、話がそれました。
では浴室へ。
思っていたより小さめの浴槽に、黄茶色やや濁りの湯がかけ流されている。
源泉は透明。
やや濁りなのは新鮮な湯がしっかり足されるので濁りきる前にオーバーフローするからなのかもしれない。
源泉温度50度のナトリウム-硫酸塩泉。
この源泉温度だとこの浴槽の大きさでちょうど完全かけ流し適温となるのであろう。
出てきた湯のポテンシャルに浴槽を合わせることで、湯使いはどんどんよくできるのだ。
見事な例であろう。
カエルの湯口の上には飲泉へと誘うマグカップが。
金気臭に加え、仄かな硫化水素臭もある。
鉄味、淡いタマゴ味、淡い塩味、そして微妙なダシ味も感じられる。
飲み干した後のアフターの印象は、ダシとタマゴ味。
つまり結果的になかなか美味しい![]()
見た目はキシキシ系に見えるかもしれないが、これがしっかりとしたツルスベ感がある!
pH7.8と弱アルカリ性で、重曹成分もそれほどまでは多くもなく(235mgほど)、メタケイ酸は規定値以下なので、このツルスベ感がどこからくるのかぼくには分からない。
重炭酸ソーダとかが多いのかな(不明)。
湯は面白いなぁ。
どちらにせよ、うぅむ、素晴らしい!
総計は3g超ぐらいだから重過ぎないし、でも入り応え、飲み応えもある。
※分析の数値は平成21年
そうそう、こちらカランからも源泉が出るのだ。
湧出量は不明だが、それだけ十分な量なのであろう。
それだけに改めてこの浴槽サイズ、ホントわかってらっしゃるっ!
かなり満足したが、次に行った湯もまた違った極上感であった…。
山形温泉「蔵王荘」
山形県山形市蔵王成沢173
023-688-3333
立寄り入浴料 300円
<源泉:蔵王荘源泉>
ナトリウム-硫酸塩泉
50度
pH7.8
溶存物質総量 3.222g/kg
浴槽で黄茶色やや濁り
金気臭と微硫化水素臭あり
鉄味、淡タマゴ味、淡塩味、微ダシ味あり
しっかりしたツルスベ感あり
完全かけ流し







