中山平温泉「レストハウス星沼」 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹いてるテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録のための温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが、その湯は知ってる知らない、入った入ってないで張り合うつもりは一切ありません。そのほか酒や食話、もちろん音楽のことも取り上げます♪

鳴子ラドン温泉 」から入れない湯を2つ経由しつつ、実はこのエリアで一番期待していた湯へ。

星沼山荘」あるいは「レストハウス星沼」である。

2つは同じ経営母体だ。

宿泊が「星沼山荘」で内湯があるが、今回入ったのは立ち寄りの「レストハウス星沼」の浴槽。

そのためここでは「レストハウス星沼」で統一させてもらう。

 

実は最初、場所がもう一つよくわからなかった。

このエリアにある熱帯植物園に隣接した食堂&土産物屋の人に聞くが、「知らない」とのこと。

え~、最近できたばかりのスポットならまだしも、かなり以前より営業しているはずなのに。

住所を言うと確かに近くであるのだが、とにかく働いている人二人はその存在を知らなかった。

それが「レストハウス星沼」の現状であるにひひ

 

それでも近くであることは間違いないので少し車で流すと湯煙らしいものを発見。


 

 

その向こうに目をやると、おお、やっと発見。

 

レストハウスっぽい建物があった!

 

それにしてもこのブルーシート…(^^ゞ

 

 

中山平温泉「レストハウス星沼」

 


 

おっと、恒例の半顔到着写真を撮り忘れてしまった。

うまく看板をとりこめなかったからなんだけど。

 

ちなみにこの入口の手前に旅館棟「星沼山荘」がある。


 

看板の「沼」が残念なことになっているが。

 

 

旅館部の方に人気が無かったので、「営業中」となっているレストハウスの方に入る。

中はこんな感じ。


 

ついさっきまで人がいたような佇まいなのだが。

 

しかし「ごめんくださ~い」と何度呼ぼうとも全く反応がない。

うろうろしながらしきりに声をかけるが、結局出てきたのはだけにひひ

 

仕方が無い、猫が家主ということにし、受付らしきテーブルに入浴料400円を置き、入浴に来たことをメモに残しつつ、「失礼しま~す」の声を連呼しながら浴場へ。

繰り返すけど「営業中」ってなってるんだもん、後には引けないにひひ

 

無論、浴場にも誰もいなかった。

当然のように独り占めである。


 

湯口から湯は注がれており、ちゃんと入浴仕様になっていた。

現状で加水もされておらず、しっかりかけ流されている

 

浴室全体はかなりシンプル。


 

その湯はほぼ無色透明

ごく僅かにささ濁ってる感じか…それは強力なトロみのせいだ。


 

自家源泉は「8号地1号源泉」。

含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉で、源泉温度は98.2度とここも高い。

pH9.6のしっかりとしたアルカリ性だ。


 

淡い硫黄臭があり、コクのあるタマゴ味がする。

 

甘味も感じることができた。


 

そしてこの強力なニュルスベ感は、鳴子ラドン温泉 を越えていた。

この時の湯攻めで最強ニュルスベである。

ほとんど化粧水レベル。

身体にしっかり膜ができる感じだ。

 

ちなみに大きな窓から見える風景はこんな感じにひひ


 

あちゃぁ~って風景ですなぁ(^o^;)

まあ湯マニア的には十分に納得のいく素晴らしい湯をゲットでき、それだけで大満足。

 

他の人のブログによると状態のよくないときもあるようだから、今回はラッキーだったのだろう。

以前入った「琢秀」の湯も十分ニュルスベ感が凄かったが今回は入らなかった。

それを思い起こしつつ、また次に行く湯と照らしても、こちらのレストハウス星沼、現状の中山平温泉では最強のトロ湯ではないのかな…どうだろう。

 


 

中山平温泉「レストハウス星沼」

宮城県大崎市鳴子温泉星沼15-15

0229-87-2345


立寄り入浴料 400円

<8号地1号源泉>

含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉

(低張性・アルカリ性・高温泉)

98.2度

pH9.6

溶存物質 1.173g/kg

ほぼ無色透明(ごく僅かにささ濁り)

淡い硫黄臭あり

コクのあるタマゴ味と甘味あり

強力なニュルスベ感あり

かけ流し(加水の場合もあり)

 

※残念ながら2016年7月で廃業とのこと