本町温泉 の後に向かったのは、同じ和歌山市本町にあるもう一つの炭酸泉系温泉「ふくろうの湯」。
盛り場の真ん中にあるフォルテワジマ というショッピングモールビルの地下にある。
いわば、デパ地下の温泉施設だ。
ふくろうの湯
およそ濃厚な湯があるようには見えない立地状況。
ここに1500m掘削自噴の湯があふれている。
入口もなかなか重々しい。
入浴料は大小タオルがついて1000円。
それなりの値段だが、この日初めて現金支払いなのでよいとしよう![]()
さすがに人が多い。
すべての浴槽で温泉が使われているわけではなく、目当ては奥にある源泉かけ流し浴槽。
ただしそこにも先客がいたため撮影はできなかった。
よってサイトより写真を拝借。
一番手前の浴槽が源泉かけ流し浴槽だ。
65リットル/分の湧出量でかけ流しをしているのは素晴らしい。
その分、源泉かけ流し浴槽はあまり大きくない。
32.3度の源泉を38~9度ぐらいにぬるめ加温している。
加水はせず、オーバーフローはそのまま向こうの加温・循環浴槽に流れ込む造りだ。
この写真では湯は緑っぽく見えるが、ぼくが訪れたときは黄茶色に10-12cmほどの濁り。
人が居ない瞬間に撮ったこの写真では光の関係で白濁に見えるが実際は黄茶色系。
泉質は含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩・強塩温泉。
苦味のある強塩味がある。
湯口では炭酸がしっかり感じられた。
金気臭と粘土臭(?)もある。
苦味と酸味を伴うシュワシュワ感も。
そしてコクのある硫化水素臭も少し感じられるではないか![]()
泡付きも少しある。
浴感には和歌山市内3湯の中で一番スベスベ感があった。
そして成分総計も実は一番多く、39.54g/kgもあるのだ。
かなりの多さではないか。
遊離炭酸は1430mgと本町温泉と同じぐらい。
メタケイ酸は165.1mgと普通に多い(?)が、メタホウ酸が1813mgというのもかなりの量ではないだろうか。
でもメタホウ酸が多いとどういう表情になるんだっけ…知ってる人、教えてくださいまし。
析出物は他の2湯ほど目立たないが、それはメンテナンスによるのもあるのだろう。
色素の沈着はよい感じだった。
施設的に見逃してしまいそうだが、実は花山温泉 、本町温泉 と比べて遜色がないどころか、しっかり個性を主張している1湯。
皆さんも合わせて巡ってはいかが?
ふくろうの湯
和歌山市本町2-1フォルテワジマB1
073-432-4126
入浴料 1000円(大小タオル付き)
含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩・強塩温泉
(高張性・中性・低温泉)
32.3度
pH6.6
Co2 1430mg
メタホウ酸 1813mg
成分総計39.54g/kg
1500m掘削自噴
65リットル/分
源泉で無色透明
浴槽で10~12cmに黄茶色濁り
源泉で金気臭、土臭、淡いがコクのある硫化水素臭あり
炭酸の苦酸味シュワシュワ感、苦味、強塩味あり
しっかりしたスベスベ感あり
加温かけ流し





