「牟婁の湯 」を出て、この日の白浜外湯巡りは終了。
残りは翌日に回し、今宵の宿へ向かうことに。
そう、宿は実は白浜温泉ではないのである。
その話はまた別に。
白浜温泉の中心から和歌山市方面に向かってすぐにある日帰り施設が「長生の湯 」。
敷地内にはラーメン屋「めん吉」もあるが、未食。
長生の湯
敷地の入口には足湯と飲泉処があるが、それは後述する。
まずは館内へ。
なかなか落ち着いた雰囲気があり、首都圏のスーパー銭湯とは全く違った様相。
また空いていて、ほぼ独り占め状態ができた。
浴槽も内湯のメイン浴槽と、露天風呂が2種類のみ。
ブクブク系とか真湯浴槽などはない。
まずは内湯へ。
そこそこ広い浴槽に湯が十分にかけ流されている。
こちら「長生の湯」は「長生温泉」と「東谷温泉」2本の源泉を持っている。
館内の方の話だとこの日の浴槽には「長生温泉」源泉が注がれていたとのこと。
いずれも泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉で「長生温泉」の方は78.9度の源泉温度。
無色透明でほぼ無臭。
淡い塩味がする。
ピンボケ写真で失礼。
ごくわずかだが泡がつき、しっかりとしたツルスベ感があった。
露天エリアには2つの浴槽がある。
濃い緑が目にとても気持ちよかった。
手前の岩風呂の奥にあるのが備長炭を敷き詰めた「備長炭風呂」。
確かに浴感がよりまろやかになる。
思わず山の一軒宿の湯に入っているような心地よさを覚える。
同行した母も非常に気に入っていた。
さて、もう一つの源泉「東谷温泉」はこの日、入口の足湯と飲泉処に使われていたらしい。
確かに湯が違う。
無色透明は一緒だが、微硫化水素臭というより昆布ダシ臭がする。
源泉温度は59度とやや低く、成分総計も半分ぐらい(2.695g/kg)だ。
だが味わいも全然違っており、やはり昆布茶みたいな風味がある。
しっかりしたツルスベ感は足湯で確認済。
成分総計の少ないこちらの方が味わいが複雑だったのだが、果たして本当に「長生」と「東谷」の源泉はそういう使い分けだったのだろうか…もしかしたら逆だったのではないかとちょっと思ってるが、今では確認ができない。
再訪することがあれば、しっかり確認したい。
施設内には温泉スタンドもあった。
これはどちらの湯が使われていたかはわからない。
館内と足湯・飲泉処に使用する湯は、基本的には外気の温度によって源泉を使い分けているとのこと。
暑かったこの日、なおのこと源泉温度の低い「東谷温泉」の方が浴槽に注がれていたのではないかと今では思っている。
長生の湯
和歌山県西牟婁郡白浜町古賀浦2763
0739-42-3010
入浴料 500円
2種の源泉を使い分け、完全かけ流し
「長生温泉」
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
78.9度
pH7.6
250リットル/分
成分総計5.023g/kg
無色透明
ほぼ無臭※
淡い塩味あり※
しっかりとしたスベスベ感あり
浴槽内でごく僅かに泡付きあり
「東谷温泉」
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
59度
pH7.8
114リットル/分
成分総計2.695g/kg
無色透明
微硫化水素臭・昆布ダシ臭あり※
昆布茶風味あり※
しっかりとしたスベスベ感あり
※もしかしたら源泉の印象が逆かもしれません。あしからず。









