4月の新潟湯巡りに戻る。
そろそろ(やっと)終盤(^^ゞ
下越方面まで来たら寄っておかないといけない1湯。
通称「アブラ臭の聖地」。
最近もアメブロの同士の方々がアップされている新津温泉。
俺湯仲間のサワサキさんと二人で立寄った。
マニアな温泉と言われながら、地図にも載っておりバス停まであるが、その場所を示す看板はよくよく注意しないと見過ごしてしまう。
何とかその看板をチェックでき、進んだ先にあるのはご覧のような光景。
煙突と薪用と思える廃材が見えるということは、ここが浴室なのであろう。
顔を横に向けると、聖地エルサレムならぬ、聖地ニイツオンセンの入口があった![]()
新津温泉
聖なる場所とはこのように飾らない、何でもないところにあるものだ。
岡本太郎が沖縄の聖なる地、ウタキについて「森の中のちょっとした、何でもない空地。そこにうっかりすると見過ごしてしまう粗末な小さい切石が置いてあるだけ」と述べているように![]()
そんな蛇足は切り上げ、さっそく中に。
クンクンしてみると、すでに若干のアブラ臭を感じるではないか![]()
入口の左側がパブリックなスペースらしく、常連のおじいやおばあの溜まり場になっており、さすがに入り込める雰囲気ではない。
そこから管理をしている女性がやってきて、気さくに説明をしてくれる。
300円を支払い、指示通り廊下を進む。
左側は座敷なのか。
ポットの数を見ると、集会場的な役割も果たしているのだろう。
やがて最初に浴場だと見当をつけた方向に右折。
このあたりですでにアブラ臭はかなり強くなってきている。
そして脱衣場に到着!
お、先客は少ない。
ここはいつも混んでいると聞いていたので、これならラッキーな方であろう。
以下の写真は二人の常連さんと色々話しをしつつ、許可を得て撮影したもの。
写りこんでいる人はその常連さんの一人である。
浴場全体はこんな感じ。
期待を裏切らず、ごくごくシンプル。
浴槽からは滔々と湯が溢れている。
完全なかけ流しだ。
もちろん浴室内は期待通りのアブラ臭に満ちている。
だがこの新津温泉、アブラ臭だけの湯ではなかった。
源泉温度44.7度のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉を、この時期は加温なしで使用。
浴槽内の体感温度は40度ぐらいだろうか。
ごく淡く白黄色にささ濁っている。
掘削自噴だが湧出量は20リットル/分と少ない。
これを大事に丁寧にかけ流しているのだ。
香りはもちろん強力なアブラ臭。
他には金気臭と微硫化水素臭もある。
ご覧の用に飲泉許可あり。
塩味と僅かに鉄味と卵味。
しっかりと複雑で奥深い湯だ。
成分も濃く、13.88g/kgと高張性。
そして炭酸水素イオンが2660mgあり、しっかりとニュルスベな浴感なのである![]()
浴後はややベトついたが。
どうもうまく入浴写真が撮れなかった。
こんな写真で失礼(まいどのことだけど)![]()
あらゆる意味で満足度は満点に近い湯であった。
同じニオイのキツイ西方の湯 よりは一般的であると思う。
ここ新津温泉も月岡温泉と同じく石油掘削で湧出した温泉。
とういうことは世界の石油産出国にもこのようなアブラ臭をした温泉が湧いているのかなぁ。
新津温泉
新潟県新潟市秋葉区新津本町4
0250-22-0842
入浴料300円
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(弱アルカリ性・高張性・高温泉)
44.7度
pH7.6
20リットル/分(掘削自噴)
成分総計13.88g/kg
微白黄色にささ濁り
アブラ臭・金気臭・微硫化水素臭あり
アブラ風味と塩味のほか、僅かに鉄味・卵味あり
しっかりしたニュルスベ感あり
浴後はベトつきあり
完全かけ流し(冬期は加温)









