入船荘 の湯をたっぷり味わった我々Naturally Gushingの二人は翌日、音泉温楽 の会場である旅館「大村屋」に向かった。
実はAM中に車で少し出かけ、古湯温泉「鶴霊泉」に立寄ったのだが、その話はまた後日。
嬉野温泉 「大村屋」
嬉野温泉で最も古い天保元年創立と言われるのがこの「大村屋」。
現社長は第15代目とのこと。
この社長、北川さん(27歳!)なければ音泉温楽はここで開けなかった!
この御仁、音泉温楽の他にもスナック選手権やらスリッパ温泉卓球大会やら、とにかくアイデアと行動力がスゴイ!
これからの嬉野温泉全体を担う中心人物にふさわしい器量の社長だ。
また女将(社長のご母堂)が美しい!
そして仲居さんたち、スタッフ皆さんが明るく、とにかく宿全体が高級感だけでなく、とてもよい空気感がある。
おかげさまでとても気持ちよく音泉温楽の方もパフォーマンスができました~
さて、ここでは温泉に焦点をあてて紹介。
まずは24時間入れる男女別大浴場。
宿の規模にふさわしくとても広々としている。
嬉野温泉第4-1源泉を使用。
他と同じくナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉で、源泉温度は91.5度と高い。
この高温のため加水しており、また循環もしているが、新湯注入もしっかりしいてオーバーフローもある。
嫌な塩素臭もなく、またお湯も新鮮なままゆっくりと味わえる。
ここでも特有のニュルスベ感は健在。
入船荘 ほど強くないものの、十分にその特徴を感じさせる素敵な浴感だ。
窓から見える嬉野川の景色も心地よく、イベント開催中も何度となく入ってしまった。
さて、大浴場の他に大村屋には貸切湯が4つある。
通常は50分で1500円である。
特筆すべきはすべてかけ流しで楽しめるのだ
イベント初日終了のバタバタで貸切風呂の時間を過ぎてしまいそれぞれ湯は止められていたが、お願いして一つだけ、一番手前の貸切湯「薫風の湯」に入れてもらえることができた。
それがこの浴槽。
見よ、このドバドバかけ流し!
檜の香りも芳しく、熱めの湯をしっかり楽しめた。
新鮮味も一際高く、ニュルスベ感もなかなかだった。
時間外に無理言ってすみませんでした、ありがとうございました!
素晴らしいお風呂でした!
半ば音泉温楽のスタッフのように訪れたため、残念ながらこちらの食事は食べられなかった。
宿泊料金もリーズナブルな設定があり、いつかプライベートで訪れてさらにゆっくり過ごしたい。
嬉野温泉 「旅館 大村屋」
佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙848
0954-43-1234
宿泊料 宿のサイトを参照(http://www.oomuraya.co.jp/modules/ycalendar/plans.php )
第4-1源泉
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
91.5度
pH7.4
溶存物質1.6933g/kg
無色透明・ほぼ無味無臭
大浴場で加水・循環・塩素消毒(ほとんど目立たず)
4つの貸切湯でかけ流し
しっかりとしたニュルスベ感あり
浴後はポカポカ感が続く