島根の温泉シリーズに戻る。
いよいよ前回 フラれた三瓶温泉「亀の湯」へ。
リベンジなるか!![]()
白山火山帯に属する三瓶山。
こちらでも詳しく紹介した小屋原温泉 や池田ラジウム鉱泉 などの他に、全国レベルの名湯としてマニアの間では名高い千原温泉(2008年に入湯)やもう三度ばかりフラれている湯抱温泉などの個性豊かな湯が湧く山なのである。
その中の中心がその名を頂く三瓶温泉。
三瓶温泉には2つの共同湯があり「鶴の湯」と「亀の湯」になっている。
「亀の湯」の方が温泉街から外れたところにあるのだが、「鶴の湯」が常に加温状態なのに比べ、「亀の湯」は加温していない時間があるのである。
2008年に島根を訪れた際に、国民宿舎「さんべ荘」と共に「鶴の湯」には訪れた。
三瓶温泉はどこも源泉は同じ。
一箇所に5本ほどあり、計2000リットル/分とも2500リットル/分とも3600リットル/分とも言われる。
ここでは2500リットル/分をとることにした。
いずれにしてもベラボウな湧出量。
これが湧出地からの距離と湯使いによって色々表情が変わるのだ。
前回訪れた際は、浴槽にどんどん湯が注がれているのに溜められておらず、入浴は叶わなかった。
訪れる時間が早すぎたらしい。
それを鑑みて、再訪の時間は15時半頃にした。
17時から加温されるのと、後にとりあげる「湯元旅館」の訪れる時間から割り出した時刻だ。
三瓶温泉 「亀の湯」
建物に到着して男湯のドアを開けようとすると、向かいにある小さなスーパーみたいな小売店のおばちゃんが、「まだ入れないと思うわよ」とのこと。
前回も同じことを言われたのだが、さすがにこの時間なら湯は張っているはずだ。
「ちょっと確認させてもらいますね」と笑顔で答え、浴場へのドアを開けると…。
やった~!![]()
なみなみと湯が張られているだけでなく、ザンザンにかけ流されている!
湯に手をつけてみると、確かにぬるい。
35度もないかもしれない。
気温はおそらく0度近いだろうから、普通の人はこの状態では温まれないといって入らないであろう。
もちろん加温なしの源泉に入れることこそ値打ちと考えるのは、皆さんも同調していただけますな![]()
そしてようやくの入湯。
もちろん貸切。
源泉状態ではほぼ透明だが、浴槽内では黄茶緑色に濁っている。
ただし透明度は50cmぐらいはある。
ナトリウム-塩化物泉でpH5.8の弱酸性。
源泉温度は38度ぐらいらしいのだが、浴感上はやはり33~4度ぐらいか。
淡い金気臭があり、微酸味、微鉄味、微塩味、微ダシ味と、インパクト系ではないがなかなかの複雑さ。
浴槽周りの赤茶色の沈着が何とも言えない風情を見せる。
その浴槽の周りには湯が滔々と流れているが、よく見るとメインの湯口は浴槽に届いてないではないか![]()
おいおい、「もう一歩前へ」とトイレにもよく書かれてるだろう![]()
頭の中には?が巡ったが、考えた結論が「この後の加温のためにはしばらく源泉注入は減らそう」ということだ。
浴槽の中にもう一つ湯口がある。
おそらく17時に向けて、ここから加温された湯が出ることになっているのだろう。
現状では同じ温度の源泉が出ているのだが。
せっかくだから届いてない湯を浴槽に届かせて、ドバドバかけ流しにして入りたい。
湯口の下に置いてあったパイプの接続部分と、浴室の端に立てかけてあった延長パイプをつないで、無事浴槽へ湯を導いた。
すると寝ていた炭酸成分が起きたのか、炭酸系の泡が付きだしたのは儲けモノ![]()
浴室内の温度も高くないためさすがにポカポカと温まるとまではいかなかったが、まずはリベンジ成功~!![]()
共同湯に終始貸切で入れたというのも値打ちがあった。
さてこの後。
立寄りの予約をしていた三瓶温泉「湯元旅館」へ向かったのだが、そこで本当の三瓶温泉の姿を目の当たりにしたのであった…。
三瓶温泉「亀の湯」
島根県大田市三瓶町志学ロ357-1
0854-83-2537
入浴料 200円
ナトリウム-塩化物泉(低張性・弱酸性・温泉)
37.5度だが浴槽で33~4度ぐらい(17時からは加温とのこと)
pH5.8
成分総計2.44g/kg
2500リットル/分
源泉でほぼ透明
浴槽で黄茶緑色に濁り、透明度は約50cm
土っぽい金気臭あり
微酸味、微鉄味、微塩味、微ダシ味あり
湯口付近でやや炭酸系の泡付きあり








