出雲湯村温泉は共同湯 や野湯 のほか、立寄り入浴もできる宿泊施設がある。
元湯(共同湯)から斐伊川を挟んで向こう側にある国民宿舎「清嵐荘」がそれだ。
もしや源泉が違ったらと思うと入って確認せざるを得ない。
と言うわけで、2月に来た際に訪れた。
出雲湯村温泉 国民宿舎「清嵐荘」
日曜の夕方早めに訪れたが、なかなか盛況な感じである。
共同湯がある方は道も狭く(その分、風情がある)、車の収容数も少ないが、こちらは駐車場にも余裕がある。
「清嵐荘」は2F建てだがそこそこの規模の宿だ。
「湯乃上館」も「オーベルジュ雲南」もそれぞれ一日2組しか宿泊できないため、その分こちらが頑張っているといった感じなのか。
立寄り入浴料は300円と、宿泊施設としては安い。
建物をズズ~っと抜けて、浴場へ。
浴場の規模自体は共同湯と同じぐらいだろうか。
先客も結構いて撮影はできなかった。
10人ぐらい入れる室内浴槽と、同じぐらいの規模の露天風呂が1つずつ。
無色透明で無味無臭のアルカリ性単純温泉が消毒なしでかけ流されている。
弱いスベスベ感がある。
湯に加水はしてないが、加温はあり。
独自源泉ではなく、向こう岸からの引き湯を貯湯し、加温してのかけ流しであった。
すなわち共同湯と源泉は同じ。
そういえば野湯に入っている写真に引き湯のパイプが写っていた。
そういうわけで、共同湯と比べると湯の新鮮味がやはり一味違う。
スベスベ感も若干弱い。
とは言え最低限の加温のみでかけ流しにしているところはこの手の施設としては評価ができる。
あくまで共同湯や野湯を薦めるが、どうしてもそちらに入れない場合はこちらでも出雲湯村温泉はほぼ味わえる。
聞いた話によると、出雲湯村温泉の効能を知ったとある化粧品会社が元湯の方に商品化を持ちかけたそうな。
湯を管理している湯乃上館の方ではそういう商売をする気がなく断ったらしい。
その会社はこちらの方に話しをし、商品化したとのことである。
出雲湯村温泉伝説の一端を担う話である。
出雲湯村温泉 国民宿舎「清嵐荘」
島根県雲南市吉田町川手161-4
0854-75-0031
入浴料 300円
アルカリ性単純温泉(アルカリ性・低張性・高温泉)
38.2度 (貯湯)
成分総計0.39g/kg
無色透明
無味無臭
弱めのスベスベ感あり
加温・かけ流し


