出雲湯村温泉の元湯共同浴場 を川上に数十メートル進んだあたり、斐伊川のほとりにほぼ野湯状態の露天風呂がある。
元々自然湧出していた湯を地元の有志が集ってある程度風呂っぽく整えた状態だ。
川に湧く温泉は多いが大抵は川底などから湧き、川の水と混ざった状態で入ることになる。
源泉温度が高いとそれでうまく調整され、また河原で湧く場合も川の水をうまく引き入れて温度調整して入るのは川そば野湯の常識である。
ごく稀に河原で湧いた湯がそのまま適温だったりすると、加水なしの源泉に心地よく入れるわけだ。
しかもそれは自然湧出の湯を入浴する方法の中で最高峰といわれる足元湧出風呂となる。
そんな数少ない適温足元湧出湯の一つが、出雲湯村温泉の河原の露天風呂である。
出雲湯村温泉 河原の露天風呂
1月頭と2月頭に訪れているが、1月の方が雪が多かった。
この看板の向こうにあるのが河原に下りる橋(?)状の板。
1月はこんな感じで降りるのに苦労した。
2月はこの雪が全くなかった。
するとアプローチは途端に簡単になる。
この橋(?)を降りたすぐ横にコンクリートで囲まれた浴槽っぽいところから少し湯気が出ている。
ここもおそらく下から湧いている温泉なのであるが、藻や溜まった落葉屑などが凄まじく、ちょっと入れる感じではない。
入った人の記事は読んだことあるけど![]()
ぼくが目指す素晴らしい足元湧出露天風呂はそこから岩を越えてしばらく行ったところにあるのだ。
写真は2月のときのものだが、1月よりか藻が多かった。
それでもコンクリートのさっきの方に比べれば全然入りやすい。
よく見ると至るところからプクプクと湯が湧いているではないか。
おお、これぞ足元湧出!
生まれたての温泉だ!
上の写真で波紋や泡になっているのが湧いてきた瞬間である。
1月も2月も湧き方には差が無かった。
外気に触れてさすがに温度は40度を切っていたかもしれないが、それでも入ってしまえば非常に柔らかくてスベスベ感のある、紛うことなき出雲湯村温泉だ。
無色透明で無味無臭も同じ。
2月は藻が多いと思ったが、浸かってみるとご覧の通りの快適さ。
川とほぼ同一の目線で入れる開放感。
ちなみに道路(通行量は少ない)からもちろん丸見え、言うまでもなく脱衣場も無いのでその辺はご承知を。
出雲湯村温泉に訪れた際は、温泉好きなら必ず立ち寄って欲しいスポットである。
ちなみに雨などで川が増水すると水没してしまうので注意。
真冬の積雪期でも到達さえ出来れば快適に入れること間違いなし!
出雲湯村温泉 河原の露天風呂
島根県雲南市木次町湯村
電話なし
入浴料 無料
アルカリ性単純温泉
40度弱(外気は約0度)
無色透明
無味無臭
柔らかくスベスベ感あり
足元湧出








