8/9の船橋湯巡りの続き。
「第二一の湯 」から歩いて10分ほどのところの「多丸湯」へ移動。
多丸湯
こちらの外観は昔ながらの銭湯。
昭和29年からの営業ということで、外観はほぼそのままであろう。
青い暖簾もよく、粋な感じ。
こちらの湯も黒湯だが、「第二一の湯」の加温浴槽よりさらに薄い麦茶色。
風味はやはり麦茶系のほろ苦さ。
同じく温泉分析をしてないため泉質は分からないが、間違いなく温泉法の値は超えているであろう。
普通の加温循環の温泉浴槽のほかに、上の写真の右奥に写っている家庭用のステンレスバスタブを使った水風呂があり、こちらに注がれてるのは一瞬普通の真水かと思ったが、やっぱりよく見ると淡く色がついている。
風味もやはりほろ苦い。
普通のバスタブゆえ当然循環する装置もなく、すなわちかけ流し。
やっぱり源泉かけ流し水風呂だ!
これまたキリッとした浴感で、さらに小さい浴槽ゆえ豪快にあふれるのも気持ちいい~!
この源泉水風呂かけ流し水風呂がある限り、真夏の湯攻めも実に心地よくできる!
…と思ったのもつかの間。
入浴中にロッカーの鍵を無くしてしまった!
初めての経験である。
全裸にタオルで浴場内を、脱衣場をウロウロ。
入口に戻して重ねたケロリンの桶をいくつも確認してみたり。
鍵のゴムが小さくて腕にはめられなかったのが原因なんだけど、これには焦った…
このまま見つからなかったらどうするのかって冷や汗かきながら考える。
昔の番台形式でなかったんで、腰タオル一丁でフロントの女性のところまで行かないといけないのだろうかとか、その女性を呼んでも開けられなかったら、鍵屋が来るまでこのまま待たないといけないのだろうかとか
結局黒湯の加温浴槽の中に落ちていたのを意地で見つけた!
あの瞬間のホッとした感覚は忘れられないなぁ。
もう1湯回る予定だったがこの一件で萎えてしまい、この日はこれにて終了。
皆さん、温泉のロッカーキーは無くさないよう十分気をつけましょう!
全裸にタオルだけでウロウロする情けなさ、心細さったらないですわ
多丸湯
船橋市湊町1-20-17
047-431-4268
入浴料 銭湯料金420円
泉質は不明
加温・循環浴槽で淡い麦茶色・透明度は数十cm
淡いほろ苦さあり
スベスベ感あり
源泉水風呂浴槽で微麦茶色
淡いほろ苦さあり