老沢温泉旅館を後にして、途中「雪国茶屋」にて蕎麦定食を食べる。
素朴だが美味しい田舎蕎麦。
温かいけんちん蕎麦を冷たいもり蕎麦に変更してもらい、それをおかずにご飯と食べた。
玉梨・八町の共同湯を目指す。
先に混浴の八町温泉「亀ノ湯」に向かうが夫婦が入っていたため遠慮して橋を渡って玉梨へ。
玉梨温泉共同浴場
雪を踏みしめつつ到達。
飾り気のない建物がかえってそそる。
湯船は小さいが湯口からは勢いよく湯が注がれており、ガンガンにかけ流されている。
析出物が黄金色系に美しく彩っており、理想の浴場だ。
とくに浴槽の縁は精密な鉛筆画のようなタッチの模様があり、感動する。
湯には炭酸ガスがかなり多く、シュワシュワしており刺激のある浴感も素晴らしい。
はっきりと湯の重みを感じられるのは、先の西山温泉に匹敵する。
入湯料 寸志(100円)
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉・硫酸塩泉(炭酸水素塩泉)
低張性・中性・高温泉
45.2℃ 6.5pH 3.699g/kg 動力揚湯
ほぼ無色透明(ささ濁り)・炭酸の苦味・鉄味あり
湯口付近では炭酸のシュワシュワ感がかなりあり
湯口に顔を近づけると鼻を刺すような炭酸の刺激臭あり
赤茶色の湯の花あり
十二分に満足し、八町へ移動した。
八町温泉「亀ノ湯」
続いて橋を戻って八町温泉へ。
旅館「恵比寿屋」
のそばに共同浴場「亀ノ湯」はある。
こちらは混浴で、その分浴槽の広さは倍。
ただこちらは自然湧出だ。
湯口は2本あり、その差はよくわからなかったが、ガンガンにかけ流されている。
こちらも炭酸が強烈で刺激的な浴感が素晴らしい。
赤茶色の湯の花からくる沈殿物あり。
建物は新しくしてるが浴槽が以前のままのようで、これまた雰囲気がよい。
やはり析出物が美しいなぁ。
入湯料 寸志(100円)
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉・硫酸塩泉(炭酸水素塩泉)
含重曹・芒硝-食塩温泉
44.3℃ 6.4pH 3.136g/kg 16リットル/分
自然湧出
ほぼ無色透明(ささ濁り)・やや塩味・炭酸の苦味・鉄味あり
湯口付近では炭酸のシュワシュワ感がかなりあり
湯口に顔を近づけると鼻を刺すような炭酸の刺激臭あり
赤茶色の湯の花あり
うぅむ、甲乙付けがたい2つの共同湯でした!