- きつねのはなし (新潮文庫)/森見 登美彦
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京都を舞台にした、謎めいた不思議な話
ほの暗い後ろめたい恐ろしい世界
読んでいくうちにどんどんと飲み込まれていく
飲み込まれていった人々
抗いようがなかったのかもしれない
不思議で謎めいて
わからないからこそ惹かれて引き込まれる
京都を舞台にした、謎めいた不思議な話
ほの暗い後ろめたい恐ろしい世界
読んでいくうちにどんどんと飲み込まれていく
飲み込まれていった人々
抗いようがなかったのかもしれない
不思議で謎めいて
わからないからこそ惹かれて引き込まれる
「君の愛に応えられなくて悪かった
君だっていい思いをしたじゃないか」
「ふざけるな
そんなに簡単にオマエの都合で蹴散らされてたまるか
私はただ嫌われたくなかっただけだ
愛してほしかっただけだ
私が傷つかないと思うのか
私が苦しくないと思うのか
私はモノじゃない
生きてるんだ」
私はここにいる
この世界に生きている
この次元に生きている
ひとつ上のオクターヴに私はいけない
今ここにいる私が真実
この世界の中で変わることはできる
でも上の世界は自分には見えていない
認識できない世界
理解のできない世界
考えてなることはできても
考えずにずるようにならなければその世界には行けない
現実から逃げて逃げて辿り着く別の世界
でも結局次元は変わらない
自分の現実を自然に生きてからでなければ
上のオクターヴは見えてこない
目指せない