くまこだより

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絵本、わらべうた、こどもたちのこと、日常会ったこと、なんでもかんでも綴ります。

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今日は、教文館で催されている
エドワード・アーディゾーニ展
での関連イベント

なかがわちひろ&多賀京子 チムシリーズ深読み!対談

に出かけました。

チムシリーズ全11巻を深読みしてみました!というこの企画、2時間という長い時間が 
あっという間に過ぎてしまったおもしろさでした。

なかがわちひろさんは
限定復刊されたチムシリーズの2~6巻の5作を訳された方。



1巻の『チムとゆうかんなせんちょうさん』は せたていじ さん訳なのですが、
中川さん自身も読み、また、なかがわさんのお子さんにも読み聞かせていたそうで
さすがに上書きで訳す気にはならなかったそうで
このままだそうです。

チムの1巻と2巻が当初出版されたものと、今出版されているものが違うこと、
(絵も描き直されたとのこと)

チムシリーズの登場人物にはそれぞれ
モデルがいたり、理想像だったり、願いだったり・・・

それはこの本『アーディゾーニ 若き日の自伝』も合わせて読むとわかるかな?(私もまだ未読)


おはなしは
吹き出しの謎、ラベル文字の意味、絵の中の遊び心 などなど

10巻から急に出てこなくなったボートのおじさん。
じつはそのころ親友が亡くなった頃と一致するのだそうで、
切ないお話もありました。

実は深読みはしているけれど本当にそうなのかどうなのかは謎・・・

それでも興味津々!


全てのチムシリーズを読みたくなりました。

しかしながら
今回 復刊されたのは6巻まで!

7巻から11巻まで読みたい!

福音館書店のみなさん!
もしこれを読んでいたら、ぜひぜひ復刊よろしくお願いします!





チムとゆうかんなせんちょうさん―チムシリーズ〈1〉 (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)/福音館書店

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チムとルーシーとかいぞく (チムシリーズ第2巻)/福音館書店

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チム、ジンジャーをたすける (チムシリーズ第3巻)/福音館書店

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チムとシャーロット (チムシリーズ第4巻)/福音館書店

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チム ききいっぱつ (チムシリーズ第5巻)/福音館書店

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チム ひとりぼっち (チムシリーズ第6巻)/福音館書店

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このブログは久しぶりの更新だ~

実は今月の13日に父が天国へ旅立ちました。
78歳でした。

闘病生活が始まってからはまだ1年もたっていません。

2度目の入院生活が3月から4月。
退院して、家に帰ってきて大喜びをしてからわずか16日。
大好きなおうちで静かに、眠るように旅立っていきました。

覚悟はできていたのですが・・・

でもね、悲しんでばかりもいられません。

だって、残してくれたもの、教えてくれたもの、思い出させてもらったものが
たくさんあるんですものドキドキ

一番に残してくれたのは感謝の気持ちです。

16日間、在宅介護だったのですが、
父一人のためにたくさんの方が動いてくださいました。

ケアマネさんをはじめ、訪問看護師さん、訪問診療のお医者さん、訪問入浴の方、歯医者さん、ヘルパーさん、レンタルの方、などなど、
感謝してもしきれないぐらいです。

特に、最後に一緒にいてくれた看護師さんは
父を一生懸命きれいにしてくださいました。

そして、亡くなってからの、弔問に来てくれた方、声をかけてくれた方、
いつも気遣ってメールやメッセージをくれたかた。

私がカラオケに行けなくかったから、ということで
追悼で歌を父にむけて歌ってくれたり、

元気出せ!とお豆を送ってくれたり

手紙をくれたり
ご自分も辛い時なのになぐさめてくれたり

会った時に抱きしめてくれたり・・・

人って温かい!
本当に優しい気持ちになれました。

感謝感謝!です。

この感謝の気持ちを教えてくれた、思い出させてくれたのは
父なのかな、と思います。

最近は母と
「ありがたいね~」
と話すことが多くなりました。

その気持ち、忘れてはいけないし
若い人たち、もちろん、うちの子どもたちにも伝えて
受け継いでもらいたいことの一つだなと思います。

最後に父へ
ありがとう!
大好きだよ音譜

タイトルは“散歩”ですが
千葉から福島県いわき市まで日帰りで行くという
壮大な“散歩”ですニコニコ

前置きはさておき。

今回は ずっと行きたかった場所
『まどのそとのそのまたむこう』
という幼稚園付属の絵本美術館へいってきました。






ここは幼稚園付属とあって、
一般の人への公開日が限られています。
一緒に行った“絵本仲間”がハガキを出してくれたのですが、
出したのはなんと2月!
やっと行くことができたのでした。

安藤忠雄さん設計のこの美術館。
中に入ると

圧巻の光景!
口をあんぐり開けてみとれてしまいました。

上まで広がるこの絵本たちは展示用だそう。

子どもたちが見ることができる絵本たちももちろんありました。




貴重な絵本もたくさん!





できれば1冊、1冊丁寧に読みたかったです。

我が家の子どもたちが赤ちゃんの時に大好きだった絵本をみつけ
記念にパチリ



そしてトイレまでかわいかった!。
子ども用トイレをのぞかせていただくと、
そこにも絵本が。



限られた時間内での見学でしたが
とても充実した時間でした。

最後に園長先生とパチリラブラブ



おみやげまでいただき
“まどのそとのそのまたむこう”を後にしたのでした。

できればテント張って泊りたかった~