静岡県知事選 リニアで「哲学」を語れ
●リンク先・・・【2024年5月9日/中日新聞/社説】
静岡県知事選 リニアで「哲学」を語れ:中日新聞Web https://t.co/I3OW1kYr5c
— ハイパー有明 (@FJEzaWEIntOhpqB) May 10, 2024
現在の日本には、大野伴睦みたいな人はいないってことなんでしょうね。
この名前を聞いて、ピンッと来た人が、どのくらいいるんでしょうか。
大野伴睦
(リンク先:wikipedia)
鉄道や新幹線が好きな人や、岐阜県にゆかりのある人は、知ってる人も多いかもしれませんが、ざっくりした感じで言ってしまうと、《岐阜羽島駅をつくらせた人》なんですが、さらにな話を知ってる人は、どのくらいいるんでしょうか。
大野伴睦は、自民党所属の議員だったそうですが、東海道新幹線の岐阜羽島駅の設置に関し、仲裁をした人であるのだ。
新幹線の建設計画の際、岐阜県内にも駅をつくる構想はあったそうだが、現在の岐阜駅や大垣駅を経由するルートを希望した岐阜県などと、そのルートだと遠回りになり、時間などにも影響するなどとして反対した国鉄(現:JR)との仲裁をしたと言われている。
現在だと、リニア中央新幹線のルートや建設に際し、JRと静岡県が揉めている。
その理由としては、大井川の水流や水量などに影響を及ぼし、周辺の生態系にも影響を及ぼす可能性があるからだとか。
一方JRとしても、調査を行ったうえである事や、水対策も万全にしたうえでの提案などをしてはいるものの、協議は平行線だとも言われている。
そんな中で今回飛び込んできた、静岡県知事の川勝氏の辞任騒動だ。
川勝氏の辞任を受け、近々後任を選ぶ選挙が行われる予定だ。
もちろん次の首長も、リニアに賛成する人が選出される保証もない。
ただ、何も議論しないままで突き進むのも、不自然な気がしないでもないのだ。
新幹線にしてもリニアにしても、賛否両方の考えや意見があって当然のこと。
そうした意見などを競い合わせた結果で、本当に誘致するべきかの判断をするべきだと思う。
そのためにも、静岡県民にしても、日本国民としても、事実を調べたうえで学び、一人一人の意見を持つべきではないだろうか。