<視点>2億円トイレの本質 心が離れてしまった万博 編集委員・久原穏
●リンク先・・・【2024年3月6日/東京新聞/社会面(視点)】
<視点>2億円トイレの本質 心が離れてしまった万博 編集委員・久原穏:東京新聞 TOKYO Web https://t.co/i8YghT61yG
— ハイパー有明 (@FJEzaWEIntOhpqB) March 6, 2024
<二億円の公衆トイレ>とは、一体どんなものになるのであろうか。
万博の開催などに関してはいろいろあれど、二億円のトイレは利用してみたいと思う。
なんでも、デザイナーズ建築物となるとかで、機能性やリサイクル性を高めた建築物なんだとか。
ただ、現段階で明らかになっているのは答弁ばかりで、図面や完成予想図などが公開されていないからこそ、疑惑を払拭できないのではないだろうか。
しかも、半年後の閉会後には取り壊すとかで、それだけのために高額な費用を用いて作るべきかを問うべきだ。
そして、引用した記事中にもあるが、それほどの費用をかけれるのであれば、能登半島地震で被災し、今でも避難所での厳しい生活を強いられている方たちに向けての費用へと振り返ることも考えるべきではないだろうか。
被災地では、依然として断水が続いているエリアもあったり、トイレの数や設備が足りずに我慢をして体調を崩す例が増加しているという。
これまでに万博関係者は、「被災地復興を後回しにすることはない」との発言をしているが、今回の二億円のトイレだけに限らず、万博に要する費用を被災地の科舌住宅の建設費などへ回すとかであれば、復興万博を名のるにふさわしくもなるであろうが、今の状況では名のる資格すらないと言わざるを得ない。
それでも二億円のトイレを含め、万博を強行するのであれば、国民の<万博離れ>はさらに加速するであろう。