【社説】被災地の学び 日常の回復へ心のケアを
●リンク先・・・【2024年2月7日/西日本新聞/社説】
【社説】被災地の学び 日常の回復へ心のケアを https://t.co/IaHljNEGv4 #西日本新聞
— ハイパー有明 (@FJEzaWEIntOhpqB) February 7, 2024
悩みを相談する人・・・、だんだん少なくなっていっているなァ・・・。
未だと、やはり<お兄ちゃん>になるんかな。
さて、能登半島地震から約一箇月か過ぎた。
被災地からは、いくつもの復興を誓う声なども聞こえてきていて、頼もしい限りだ。
ただ、そんな中でも、「決して無理はなさらないでくださいね」と、一言声をかけてあげたい。
辛いときにはつらいと、声をあげれる世の中であってほしいと願うばかりだ。
そしてさらに気になるのが、被災地の子供たちだ。
先日、石川県内のすべての公立校の授業の再開が報告され、まずは一安心でもある。
まずは、子供たちの心のケアを優先的に行い、不安を払しょくさせれるよう尽力してほしい。
別の報道などを見ていると、集団避難を選択した自治体の学校では、十数名の生徒が自宅へと戻る選択をしたとも伝えられている。
私が見た記事には、その理由などは記されてはいなかったが、ホームシックや集団生活への不安などが大きく表れたのではなかろうか。
校舎の損傷や避難所として使用されているとかの理由で、集団避難を選択するしかなかった事情もあるが、子供たちにはかなり大きなストレスになっていっているのであろう。
災害で被災し、短期間のうちに大人の事情での選択を迫られ、従わざるを得ない雰囲気にはなっていなかったかも含め、検証していくことが大事だ。
そして何よりも優先しなければならないのは、子供たちの心のケアである。
離れて暮らす親たちとの面会や交流、ふるさとへの里帰りなどの交流などを通して、可能な限りのケアを続けていく必要がある。
災害時には大人に従うしかない子供たちが、不安などなく過ごせるよう、大人はできる限りのことをしていく必要がある。
そのためには地域住民や自治体だけでなく、国やほかの自治体の大人も、可能な限りの協力をしていかなければならない。