旧文通費の改革 国会は約束いつ果たす
●リンク先・・・【2023年6月14日/中日新聞/社説】
旧文通費の改革 国会は約束いつ果たす:中日新聞Web https://t.co/IIaUn4OO1h
— ハイパー有明 (@FJEzaWEIntOhpqB) June 14, 2023
国会や国会議員個人を巡って、これまでにも幾度とない問題が明るみに出た。
そして審議上の内外で問題視されるけれど、いつの間にかフェードアウトしてしまったりするものが多すぎる。
今回引用した記事にもある、旧文通費の話題もそうだし、旧統一教会の問題や、教会と細田議長の関係の濃淡疑惑。
最近では、高市大臣の放送法を巡る文書を巡っての真偽などが問題視されていた。
しかしそうした話題も、次から次へと起こる新たな問題などにより、いつの間にかどこぞへと押しやられてしまっている。
そうした状況であるのも、さらに問題死をし続け、完全決着を求めるのも当然のことではあるが、個人的にもっと気になる事がある。
それは、政権与党も、そうした事例を隠れ蓑にし、その陰に隠れるかのように最重要事項をすべて決めてしまい、あとは国民に発表するだけの状態にしてしまうことだ。
皆さんも記憶に新しいところでは、<国防の増強と国防費増額に、それに伴う財源>を巡る事項などのことだ。
報道機関や国民が、先出の事例などについての説明責任を果たすよう騒いでいる陰で、岸田首相をはじめとする幹部は、国防の強化や予算増額と財源についてのすべてを決めてしまっていて、突然国民向けに発表をして、改正法案の準備も済ませているのは、少し卑怯としか言いようがない。
少子化対策についても同様で、すべてを秘密裏にすすめておき、あとは発表のみな状態に仕上げているのは、卑怯極まりない。
もちろん、昨日のブログ内でも述べたが、国防についてはデリケートな部分も含むため、秘密裏にすすめるのも手なのかもしれないが、手法を間違えば独裁政治と言われても仕方がないことで、今回のような事例がまさにそれに当たる。
しかも、決定事項を発表などをしたのち、短期間ですべてのお膳立てを済ませてしまうのも、独裁政治と表現しなければ、なんと表現できようか。
今後も、別件をおとりにし、その陰で重要事項のすべてを決めてしまうのであれば、国民の反発はもっと大きいものへと変化していくであろう。