答えの正解がわからない | シングルマザーの第二の青春!

シングルマザーの第二の青春!

フルタイムで働くシングルマザーです。同居していた認知症要介護4の父親を令和5年3月に見送り、着物と盆栽をたしなみつつ第二の青春を謳歌しています。ときどき毒親に対する毒を吐いてます。

年末から腰痛や股関節痛がひどかったので、マットレスを買い換えた。それまで使っていたものよりも、

厚さが倍。値段も倍(笑)


宅急便でそれが届いたとき、母親が「あら、マットレス買ったのね」と私に言った。ただそれだけの会話なんだけど、何しろ言われなくても察しろと、物心つく前からしつけられているので、その会話の裏にあらいいわね。私も欲しいわと言う声が聞こえてしまったのだ。


毎日あちこち痛いと言って、病院に行ったり薬飲んだりしてるので、布団をマットレスに変えたら良くなるかも、なんて。



それでも。


こちらが優しさと心配でかけた言葉を

ぐちゃぐちゃに踏みにじられてきたから

やっぱりやめようかなと思った。





が。







あー!声をかけちまった!



「マットレス、試しに寝てみる?」





そうしたら。






「何?よかったら買えってこと?!」








は?どうしてそうなる?!

でも挫けず


「いや、あれは私のです。試してみて良かったら

自分で買ってください」


そう言うと。




「布団薄くてねー。

だから2枚にしたの」




ん?


「で?

結局どうするの?」



「うーん。

そうね。試してみようかな」



「わかった。後で部屋に持っていく」


そう言って、台所に行くとついてきて



「実はね。

この間から、3枚にしたの。

そうしたら本当に良くて」




ムキームキームキームキー


「で?どうすんの?いらないってこと?」



「うーん。やっぱりいいわ」










仕事帰ってきて疲れているときの

この不毛な会話。



「試してみる?」


「最近敷布団3枚にしたからいいわ」

 


これで終わる会話でしょ?!


結局あの母親は自分の発言に責任を持ちたくないのだ。だから、昔から本当は自分は頼みたいのに「でも大変でしょう?」と言ってた。それに対して「大変じゃないから」と言われるのを期待している。

これは、後で大変だとか、文句を言われたときに「私は大変だからいいって言ったのに、あなたがやるって言ったんじゃない」と言う言い訳にするためだ。自分でお願いするとその責任を取らなくちゃいけないから。


今回のことも最初に断ると、せっかく言ってあげたのにと責められると思い、遠回しに2枚にしたからということで、私が察するのを待っていたんだろう。でもそんなのわかんないからどうすんのと強く押したので、余計にいらないと言えず。

そして今度は 3枚にしたからとわけのわからないことを言い、私からじゃあいいのねと言われるの期待していたわけだ。


その一方で、自分の非を責められないように保身もすごい。

来月は父親の1周忌が来るから「お父さんの1周忌どうする」と私が聞くと「そうなのよ。私も考えたのよ」と熱弁してきた。私が「じゃあこれはどうする?これもやらなくちゃね」と言うと「私もずっと考えたのよ」と言ってきた。これ全然返事になってないよね。それでもくじけず「お兄ちゃんにも言ったほうがいいし、これこれ、これもやらなくちゃね」と提案すると「そうなのよ。昨夜もずっと考えてて眠れなかったのよ」と言ってきた。



ちなみにこれ、私は、紙に図を書いて、段取りも書いて、それを見せながら説明してるんだよ。結局は私はちゃんと考えたのよ。あなたになんか言われなかったってわかってたのよ。

ただただそれだけを言いたかったんだ。


私はこれでなんて答えればよかったんだ?偉かったね。そういえばよかったのか?


あーめんどくさい。

グレーの人っていうのは一見会話が通じていそうだから会話は噛み合ってないことにかなか気がつかないんだよね。いっそのこと真っ黒な人の方が明らかに話が通じてないからこちらもすぐわかるんだけど、一体何が通じてないのか一体何がモヤモヤするのかそれを探すのに、まず疲れる。


こんな母親に育てられて、この母親とのコミュニケーションを基本にしてきたんだから、それは普通の人とコミニケーション取るのは逆にわけわかんなかっただろうなぁ。


なにしろ常に裏を読み、言われてないことを察し、ズレた返答に必死に答えてたわけだからねー。


正解のわからない会話をしたくないから

この母親とはなしたくないんだよね。