母が血まみれになって帰ってきたわけ | シングルマザーの第二の青春!

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フルタイムで働くシングルマザーです。同居していた認知症要介護4の父親を令和5年3月に見送り、着物と盆栽をたしなみつつ第二の青春を謳歌しています。ときどき毒親に対する毒を吐いてます。

今日KUMAKO地方は強風・・・
 
わたしはどこにもいかずにだらだらとビデオでも見て過ごそうと思っていた。
 
お昼ちょっと前に母親が歩いて3分のドラッグストアに買い物に行ったんだけど
 
その20分後くらいにインターホンが鳴った。
 
あれ?鍵忘れた?
 
それとも来客??
 
そう思って急いで玄関に行ってドアを開けようとすると、鍵を開けようとするガチャガチャと下音。
 
ん??
 
 
 
 
何だろうと思っていたら突然ドアが開き母親が入ってきたんだけど
 
 
 
 
 
 
 
 
なんと顔が血まみれで血がぼたぼたとしたたっていた。
 
 
 
「自転車ころがしてて・・・
 
風で転んでコンクリに打った・・・」
 
 
どうやら前かごに牛乳2本など重いもの入れていたから風であおられ
 
転んだところに歩道の縁石があり
 
そこに顔面が激突したらしい。
 
メガネのレンズが一つ、無くなってた。
 
血まみれの帽子で顔を押さえ
 
血まみれのスーパーの袋を持って入ってきて・・・
 
 
どうやら気は確かだったけどかなり慌てているので
 
「大丈夫だから落ち着いて。とにかく座って!」と
 
リビングから椅子を持ってきて玄関わきの洗面所に腰を下ろさせ
 
 
たまたま白髪染めヘアマニキュア用のビニール手袋が洗面所にあったから手袋して押さえているところを確認すると、
 
目の上がばっくりふかぶかとあいていて血がたらたらと、水道のようにたれてくる。
 
病院に行って縫わないと駄目なやつだけど、とにかく血を止めなくちゃと思い
 
これまた洗面所にあったタオルを渡して押さえて止血するように伝え
 
急いで自分の2階の部屋からガーゼをもってきてはり(でもどくどく流れてほぼ無理)
 
たまたま洗面所にあった三角巾でおでこを圧迫しながらタオルを固定
 
 
これ、車で連れていけるレベルじゃないなと思って救急車を要請。
 
でもこんな時に限って父親はデイサービスじゃない日で家にいるし・・・
 
要介護の父親一人を何時間も一人で置いていけないからと、とりあえず車が乗れて市内に住む兄ちゃんに電話したけど
 
今日は大事な会議で県外にいるって。
 
 
こうなったらとりあえず父親と一緒に留守番してくれればいいからと
 
ふだん連絡を取ることもなく
 
コロナになってからほとんど会ってない妹に電話(ちなみに電話番号は知らないのでライン電話)。
 
事情を話して1時間くらいで来られる?!と念押ししてすぐに向かってもらう手はずを整えた。
 
 
救急車が来るということで、うちの母親と仲がいい隣のおばさんに電話をし、
 
母親がけがをして救急車を呼ぶけど大丈夫なこと
 
父親が一人で留守番しているけど、妹が来ることを伝えた。
 
 
あとは少し落ち着いた母親に保険証やらお薬手帳やらを持ってこさせ
 
父親にも、ちょっと病院に行ってくるけど妹が来るからね!と伝え
 
救急車がまだ来ないうちに血まみれの買い物してきたものを流しに置いて水をかけ
 
玄関や自転車の血痕を、盆栽用に買ったホースのジェット水流で軽く落とし(固まっちゃうと落としにくい)
 
自分の携帯、財布、
 
二人分のマスクをカバンにいれて、救急車の案内に外に出た。
 
それと同時にほぼ救急車到着。
 
わずか15分くらいの間に我ながら良くできました(笑)
 
っていうか、母親もパニクってたけど、あの傷と流血は、普通のひとじゃなにもできないわー。
 
救急車呼ぶのを一瞬ためらったけど、
 
右目は出血と、押さえているタオルで前が見えないから片目で遠近感わからないし
 
うちは高台で階段を下りないといけないから、救急隊の人が手を取って歩かせてくれて助かったし
 
病院に向かう間も、
 
救急隊員のひとががっつり圧迫止血してくれたから、病院についてすぐに縫えたと思う。
 
救急車でよかったわ。
 
 
わたしは待合室で待ちながら、兄ちゃんと妹に経過報告。
 
 
その間に顔の傷を縫って、顔のレントゲンを撮って骨折が無いことは確認したらしい。
 
 
が・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
みるみる内出血して、
 
 
 
 
傷のある右側だけではなく左目の上も内出血。
 
 
 
 
 
 
お岩さん状態・・・
 
 
 
 
でもまあ
 
あの流血とシチュエーションで
 
骨折もなく(手の小指は内出血してたけど)
 
頭も大丈夫だったのは奇跡以外の何ものでもないな。
 
 
 
 
 
明日朝一で8時に受付に来てくださいと言われたけど(9時診察開始だけど)
 
父親のデイサービスのお迎えが8時半だからどうしようかと思ったけど
 
朝7時半に兄ちゃんに来てもらって母親をピックアップして病院へ連れて行ってもらい
 
わたしが父親をデイサービスに送り出してから病院に迎えに行くかそのまま仕事に行くか・・・
 
 
 
 
どっちにしろ、
 
 
 
老親と暮すというのは
 
 
 
こういうことだよね・・・
 
 
 
家に帰って来てとりあえず母親をひと眠りさせ
 
父親のおむつをかえ
 
昼ご飯を食べさせ
 
妹は自宅に帰し
 
兄に明日の通院のお願いをし
 
事故現場に水とブラシをもっていって
 
血まみれの現場のひどいところだけ血痕を流し
 
メガネのレンズを拾い・・・
 
 
 
 
ひと段落したのは4時ごろ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて。
 
 
あと30分したら
 
父親を着替えさせて
 
いつでも寝られるように準備させないと・・・
 
 
 
 
 
 
 
今は老々介護でわたしは限りある自由を満喫しているけど
 
 
 
もう残り時間は
 
少ないかもねえ。