バック・トゥ・ザ・フューチャー 能登半島地震対応について 1/17 | クマゲロのブログ(熊谷宏)

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田舎の歯科医師が個人の立場で徒然に呟いています。

阪神淡路大震災から29年。

石川の地震発災当初の日歯の対応に疑問を感じ、数回の投稿をしましたが、投稿の翌日に柳川先生と中久木先生に日歯が連絡し、中久木先生が現地入りしたこと、また、現地の先生方も一生懸命やられているのは間違いないので、これ以上評論することは控えていました。

実際、中久木先生が現地入りしてから、色々と動き出したのは間違いないように思います。

しかし、中久木先生自身の立場が、熊本自身のときの日歯災害歯科コーディネーターではなく、日歯アドバイザーという中途半端なもので、中久木先生自身もどこまで動いていいのやら難しい立場なのではないかと心配します。忙しいだろうとこの数日連絡を取っていないので推測の域を出ませんが。

13日に日歯は、都道府県歯に対して、災害歯科支援チームの派遣要請を行いました。

その文章はあまりにわかりにくいもので(石川県歯から日歯への要請は、“災害歯科保健医療活動の支援”とあるが、日歯から都道府県歯への要請には、支援内容の記載はなく、歯科医療(外傷対応や、歯科疾患)を行うのか?歯科保健活動のみなのか、はたまた、身元確認作業はあるのか?など)全国の都道府県歯の専務理事から、日歯瀬古口専務に多くの問い合わせが来ているとも聞きます。

広島県歯でも、状況不明の中、会長指示で支援チームの編成を行っていますが、この調子だと、被災者全域でJDATなどの歯科の支援チームが動くのはまだ先になりそうです。

そんな中、某県では、地元JMATから県歯に派遣要請があり、地元JDATを明日にでも派遣する予定になっていると聞きます。

派遣の基地は金沢市内、ビジネスホテルを確保しているとのこと。

日歯からの依頼文には、「寝袋持参」とか書いてありますが、とりあえず、キーステーションとして金沢市内に設定するというのは、普通に考えればわかることですが、日歯、あるいは石川県歯は、金沢市内のホテルとか抑えているのでしょうか?

東日本大震災の際には、宮城県歯が、ホテルを確保(借り上げ)して、支援チームを迎い入れたとも聞いています。

いろいろと考えていくと不安が募ります。

こんなことを言っては行けないのはわかっていますが、思えば1年前の今頃は、会長予備選挙が佳境に入った時期。

タイムカプセルがあればなあ。。。などと思ってしまうのです。