新幹線に備え付けの雑誌(WEDGE 7月号)に興味深い記事がありました。
勉強不足なことに、薬剤師も過剰になっていることを知りませんでした。
歯科医師養成の失敗の歴史を学ばなかったのは、弁護士だけじゃかったんですね。笑。
記事の中で、薬剤師→歯科医師 薬学部→歯学部 にしてもそのまま記事になりそうで笑っちゃいました。
三師会(医師会・歯科医師会・薬剤師会)の中で、歯科と薬価は定員過剰、一方の医科は定員増加の流れ。
偏差値と所得に差が出るのも当然ですね。苦笑。
いろんなことを考えされられた記事でしたが、一点記事に日本薬剤師会という言葉が全く出てこなかったので、少しググってみたら面白いことに気が付きました。
社会保障審議会医療部会などでも、薬剤師の需給が問題視されていますが、そこで日本薬剤師会はもとより、日本医師会からもこれに関する発言があるということです。
医薬分業の話もあり、当然といえば当然ですが、医歯薬連携などというなら、歯科医師需給に関しても、医師会や薬剤師会からもコメントが出るような環境作りという視点も必要かもしれませんね。
最後に、記事の一文を引用しておきます。
「薬剤師余りは両省(文科省・厚労省)の需給管理だけで解決できることではない。もっと多くの国民がこの問題に関心を持つこと、そして薬剤師業界全体でも“処方箋”を示していくことが求められている。」