少し前のことなのですが
『トリニティ』(新潮社)を上梓された
窪美澄さんのインタビュー記事を書かせていただきました。
『トリニティ』は、現在、直木賞の候補作にもなっている作品で
記事はこちらで読めます。

『トリニティ』は、1960年代にとある雑誌の編集部で出会った
3人の女性の人生を描いた物語です。
3人のうちのひとりはフリーランスのライターで
同じ仕事に就くわたしにとっては
身につまされるものがありました。
特に、次の記述が胸にずしりと刺さりました。
「フリーライターだ、イラストレーターだ、デザイナーだなんて、
横文字の職業が輝いているのはほんの一時期のことですよ。
(中略)実際のところ、そのとき働ける人が働く。
だけど、その代わりはいくらだっている……」
窪美澄さんもかつてはライターとして活動なさっていた方です。
ライターの大先輩ともいえる存在でもあるため
取材の前日からものすごく緊張しておりました。
窪さんはとてもおやさしくて
『トリニティ』にまつわるお話をはじめ、
シングルマザーとして息子さんを育て上げたエピソードなども
聞かせてくださいました。
窪さんに取材をさせていただくのは、今回で二度目なのですが
小説のすばらしさはもちろん
作品からにじみ出る窪さんの豊かな感性やお人柄が
多くのファンの方を惹きつけていらっしゃるのだろうなあと
実感しています。
『トリニティ』は老若男女問わず楽しめる作品なので
さらにたくさんの方にお読みいただけることを願っています。