『月刊コミックバンチ』（新潮社）にて連載中のマンガ
『鹿楓堂よついろ日和』（清水ユウ 作）にて、
時々、レシピの考案や料理監修をやらせていただいています。
マンガ『鹿楓堂よついろ日和』のサイト
http://www.comicbunch.com/manga/wed/rokuhoudou/
そして、いまさらな感じの告知で恐縮なのですが
4月から『鹿楓堂よついろ日和』のアニメが放映されており
「レシピ協力」としてわたしの名前もエンドロールに流れておりました。
TVアニメ『鹿楓堂よついろ日和』の公式サイト
http://rokuhoudou-anime.jp/
アニメの放映は終わってしまったのですが、
↑の公式サイトで予告映像などが観られます。
それから、9月21日（金）にBlu-ray BOX下巻が発売されます。
それと、8月31日まで「両国茶屋」にて
鹿楓堂とのコラボメニューが味わえます。
『鹿楓堂よついろ日和』はもちろん
はじめから全部、拝読しています。
物語全体に温かいやさしさが満ちていて、
読むたびにとても癒されます。
それはきっと、作者の清水ユウ先生のお人柄が
にじみ出ているからなのだろうなぁと感じています。
あれは、2017年の年明けのことです。
たこ焼きのレシピのご依頼をいただき、
何度か試作を行ってレシピを完成させ、
担当編集さんに送付したすぐ後に、
14年も一緒に暮らしていた猫のマッシュが急死しました。
当時のわたしは
一時的に心療内科にかかるほど精神的に不安定でした。
でも、仕事だけはちゃんとこなしているつもりでした。
なのですが、集中力がかなり散漫になっていた部分もあり
清水先生から届いたたこ焼きのレシピに関する質問への返答が、
普段よりも遅くなってしまいました。
「遅くなってしまい申し訳ございません」という
お詫びの文章だけにとどめておけばよいものの
そのときのわたしは、思わず、マッシュが急死したことまで
清水先生へのメールに書いてしまいました。
ただでお忙しい先生をそんな個人的なことで煩わせてしまい
当時のわたしは本当にどうかしていました。
そんなわたしに対して、
清水先生は心に寄り添ってくださるようなお返事をくださいました。
すごくありがたくて、心に沁みました。
何度も何度もお返事を読み返し、そのたびに泣きました。
そうするうちに、少しずつ元気になっていきました。
清水先生の作品を読むことで
わたしと同じように、元気になっている人がたくさんいるのだろうなぁと
しみじみと実感しています。
『鹿楓堂よついろ日和』がアニメになることで
清水先生の癒しとやさしさが、より多くの人たちに届くのだなぁ。
そんなことを思いながら、毎週の放映を観ていたのでした。