アギーレ監督の特徴と比較 | ロメロの言いたい放題

ロメロの言いたい放題

ブログの説明を入力します。

アギーレ監督の戦術は、前線からボールを奪いショートカウンターとカウンター、手数を掛けない速攻、ラインの裏へ走る選手へのスルーパス…とアギーレ監督の攻撃戦術は明確で洗練されいなした。

日本代表が、攻撃的な戦術で試合をこなす毎にチームとしてまとまり、今までの日本代表戦が嘘だったかのように得点を重ねていったの事は前回のブログで紹介しました。そして、『システムを攻撃時と守備時可変させる「サリーダ・ラボルピアーナ」を取り入れたさいっしょ監督だった』と言うことを話しました。

 

守備はマンツーマンで根性プレス

2005年にオフサイドのルールが変わったが、世界では2014年頃すでにラインコントロールを戻すチームが増えていた。

ただ、昔ほどはっきりとしたラインコントロールではなかったため、「何故もっとはっきりラインコントロールをしないのか」とヤキモキしていた。

 

ザッケローニ監督のエリア戦術を習得していれば

しかしながら日本代表は、ザッケローニ監督でカテナチオを習得し損ねたため、未だマンツーマンの根性プレスで戦っている。
そのためラインの裏をとられてカウンターを多く受けたことも否めなかった。

ラインコントロールでラインを上げると後ろのスペースが空くため、カウンターを受けやすくなると思う人もいる。
しかし、マンツーマンマークの場合、相手FWが上がると味方DFも下がるためにディフェンスラインの前が空くことになる。
そのスペースに相手トップ下が入り、スルーパスを決められやすくなるのです。

 

日本人らしいサッカーの原型はすでにあった

守備では、ザッケローニ前監督のカテナチオ、攻撃ではアギーレ監督の洗練されたトータルフットボール。

この二つの戦術を組み合わせれば、オシム監督時代から目指す「日本人らしい戦術」に近づけたのではないだろうか?

日本代表は、この時既に世界最先端の戦術に近づけるチャンスはあったが、理解しようともせずアギーレが告発されたことで放棄した形となる。

そして再び「俺たちのサッカー」が顔を出すことになる。

 

2015年2月3日、日本代表監督を解任される

知り合いが「アギーレ前監督はメキシコ出身だから犯罪の中で生活していたはず」と言っていたのだが、どうやら巻き込まれてしまったようだ。

八百長をやったかどうかは別として、サッカーの文化に違いを感じる。

日本にはサッカーくじのToToがあるが「その比では無いな」と思いつつ、野球賭博のニュースを思い出して「どこの国でもあるんだな」と考え直した。

 

アギーレ監督の進化する日本代表が見たかった

アギーレ監督は、就任から約7ヶ月も掛からずに日本代表を激変させた。

カテナチオにこだわる守備戦術に不満が残っていたが、アギーレ監督の日本代表が進化するさまを「ハリル」同様見続けていたかった。