むげんことわざ | くまちゃんのわらって日記。

くまちゃんのわらって日記。

人間大好き おしゃべり大好きくまちゃんが日常の見聞きしたことを綴ります。

 

 

  大串ゆうじ

  偕成社

 

 

 

 

 

「むげんことわざ」、って

いったいどういうことなんでしょう。

 

 タイトル通り、ことわざと慣用句が

無限につながって、物語が進みます。
 

 

「いぬも あるけば ぼうに あたる」。

そのあたった棒の先に乗っていた

「たなからぼたもち」が落ち、

ぼたもちにあたっただるまが

「ななころびやおき」し、

びっくりした「とんびがたかをうむ」。

 

そうこうしているうちに、やっと主人公の登場です。

「ねるこは そだつ」というけれど、

「ねみみに みず」でついに起き出した男の子が、

おばあさんとおじいさんの家へ手にした

宝を届けにいくことに。

 

さて、道中ではどんな出来事が待っているのでしょう。
 

3つも4つもことわざが登場すれば、頭が混乱してしまいそうですが

ところが、目で追っていくだけで、

ことわざの響きや意味までがすんなりと理解でき、

それどころか思わぬ展開の連続です。

 

独自の世界が広がる大串ゆうじさんの作品には

魅力満載、なんと充実してるんでしょう。



この絵本のよさは

「ひゃくぶんは いっけんに しかず」です。

ことわざ・慣用句がいっぱいです。

 

 楽しく覚えるって 素敵ですよね

 

 

          

 

きょうのひとりごと

 ことわざって 共感できるのもあれば

 そんなことあるっていうのもありますね

 

 花より団子で

 ぶたもおだてりゃ木にのぼる

 ひょうたんから駒が出る

 類は類を呼ぶ

 

 今の私

 

 やっぱり 

 わらう門には福来たる

 

 

    

 

今日も絵本力に感謝です