かげやまとおる
偕成社
男の子が本屋に行って
絵本コーナーの前を通りすぎようとしたら、
一冊の絵本が目にとまり、思わず足をとめ、
手にとってみました。
そこに描かれているのは、真っ黒な穴でした。
見開きにすごく 大きな穴が・・・。
そして
「わー！」
穴がとつぜん広がり、気がつけば、
男の子は一枚の絵の上にいます。
いったいここはどこ？
絵の具や紙に促されるまま紙の上を進んでいくと、
見たことのない機械に囲まれた広い空間になりました。
そこにあるのは、大きなロールに
赤、青、黄のインクの桶。
ぐるぐる混ぜて塗りつける。カラフルになった紙を
たたみこんで糸をくくり、切って落として糊つけて。
出来上がっていくのは、
もしかして……「このほん」でしょうか？
独特な視点と鮮やかな色彩。
この体験したことのない不思議な空間で
味わえるのは、「本づくりの冒険ものがたり」。
作者はこれまでに700冊を越える本の表紙を
描いてきたイラストレーターかげやまさん。
本の世界をこんな
視点で描く発想が
面白いです。
いつか
絵本も書きたい私です。
いつかのまえに
今の本の企画書を
練り上げましょう。
今日のひとりごと
感謝することを忘れずに
前に行ってみようと思います
初志貫徹
本来の気持ちをわすれていないか
そこに立ちかえり
前に前に 進みます。
あなたは本気ですか？
そう 問われているような
気がします。
はい。本気です。
今日も絵本力に感謝です