ねこのシジミ | くまちゃんのわらって日記。

くまちゃんのわらって日記。

人間大好き おしゃべり大好きくまちゃんが日常の見聞きしたことを綴ります。

 

   和田誠 作

   ほるぷ出版

 

シジミは公園に捨てられていた猫です。

なぜシジミか?小さくて、貝のシジミの

殻の模様に似ていたからなんですって。

お母さんの友達が来て、寝ている僕を見て

「シジミが落ちているみたいね。」

と言ったその時から、そういう名前になりました。

でも、お母さんは、シジミなのに、フジミと呼ぶようになり、

フジオさんとか、フジサキさんとか、

そういうふうにシジミを呼びます。
僕は、朝、お父さんを起します。

ほかの用事といえば「ご飯」「水」「トイレ」。

ご飯を食べますが

同じ種類のものが続くと飽きます。

トイレは外で。出る時と帰ってきた時に、

戸をかりかりして合図します。寝るのは大好きです。
ネズミを見たことがないです。

鳥や虫は庭にいるけれど、

鳥もとらないし、虫もとりません。

犬やザリガニや、時々、不思議な動物が来て、

びっくりすることもあります。

家に泥棒が入ってきたこともありました。
僕を拾ってくれた小学生のショウちゃんは、

今では二十歳になり、僕も年をとりました。

でもまぁ、幸せな毎日かな、と思います。

 

これは、猫の目から見た、

毎日の生活を淡々と書いた絵本です。

何も起こらない日常 

これは 幸せにほかなりません。

 

 昨日 ご紹介した この本読んで!夏号は

 和田誠さんの特集があります。

 

   皆さんもご存じかと思いますが

   和田さんの奥さんは 料理研究家の

   平野レミさんです。

   お料理上手で 明るいキャラクターで

   よく テレビに出ておられます。

 

   そのレミさんが 去年 和田さんが亡くなった後

   残された作品を たくさん 読まれているそうです。

   『おかしくて おもしろくて オチがあるの

   そして 和田さんと一緒にいるようで

   うれしくなるの 』

 

    いいですね。 本当に素敵なご夫婦でしたね。

 

     今日も主人の職場に 

     四十九日の法要の後のご挨拶にいきます。

 

      行くと そのたびに

      主人の話を聞きます。

      あんな人やったですね。

      こんなことしてくれてはりました。

 

      私の知らないことばかり。

 

      再発見です。

      ありがたいことです。

 

     そして 今日 6月1日

     教室も 再開です。

 

    三蜜に配慮し 

    安心安全に努めながら

    笑顔で 生徒たちに会います。

 

    昨日の全体 希望者の生徒さんとの 

   全体ズームで 

   『 なきすぎてはいけない 』 の絵本を

    今日は どうしても これも

    読ませてねと 聞いてもらいました。

 

    みんなが じっと 聞いてくれているのが 

    よく 見えました。

 

     今日も絵本力に感謝です。