日本むかしばなし
いもとようこ 文・絵
金の星社
十二支の始まりのお話です。
ねこが顔を洗っているのは
「 顔をあらって出直してこい 」 と言われたから。
ねずみが 嘘をいったので ねこはねずみを
ずっと 追いかけている・・・・。
犬と猿は仲が悪いから 間に
鳥が入ったから・・・。
十二支の順番やわかりやすいですね。
いもとさんの絵が優しいです。
今朝の毎日新聞の一面にこの記事をみました。
金の星社さん。
100年の笑顔、夢 100年先の未来も
「 吾々の雑誌は、何處までも子どものもので
あらしめたい爲に、讀物の内容をできるだけ
こどもらしいものにしたばかりでなく、言葉も
こどもの持ってゐる言葉で書いて貰った積もりです。」
創業者、斎藤佐次郎は、大正8年11月1日に創刊した
童謡童話雑誌『金の船』(のちに『金の星』と改題)の
あとがきで宣言しました。
あれから 100年。子どもたちを取り巻く環境は大きく
変わりました。
しかし、家族や先生に読み聞かせてもらう絵本の楽しさや
書店でお気に入りの一冊に出会えた時の嬉しさや、
夢中になって本に読みふける幸せな時間は、これからの
未来もきっと 続くでしょう。
金の星社は、100年先の未来にも読者に愛される出版社
を目指します。
様々な問題を抱える現代社会で、悩み成長していく
こどもたちに寄り添い、みつめながら。
令和二年 元旦
素敵な新聞記事に 今年最初の絵本は
金の星社さんに敬意を表して選びました。
皆さんのこの一年が
健康で明るく
さらに 笑顔いっぱいとなりますように。
今日も絵本力に感謝です。