ささき 、まき さく・え
福音館書店
おおかみなんて、もうどこにもいないと
みんなは思っていませんか？
でも、本当はいっぴきだけ生き残っていたのです。
ひとりぽっちの子どものおおかみは、仲間を探してさまようのです。
うさぎの町、やぎの町、ぶたの町。
みんな 楽しそうです。
だけど、みんなが逃げていきます。
そんな時、おおかみの子は決まって言うのです。
「け」。
おれに似た子はいないかな、そしたら一緒に楽しく遊ぶのに。
・・・いないんだな。でも、やっぱり・・・。
ひとりでもいい。
そう 決めると なんだか 元気になります。
読後感 人さまざまかもしれません。
人は たった 一人で 生まれて
そして ひとりで・・・・。
なんていうけれど 一人も 誰かと一緒も
どっちも 素敵に毎日 大切にすごしたいです。
昨日は 上方漫才大賞を 堪能して
夜は 大好きな 「 99人の壁 」を見てました。
得意ジャンルを持つ人たちのクイズ番組です。
そのなかで 「 絵本 」 をテーマにしていた女性が
この絵本をお勧めされていました。
佐々木マキさん 「 ぶたのたね 」 が 大好きですが
これも いいです。
1977年初版ですから 長い間 読み継がれてます。
今日も絵本力に感謝です。