どろんここぶた | くまちゃんのわらって日記。

くまちゃんのわらって日記。

人間大好き おしゃべり大好きくまちゃんが日常の見聞きしたことを綴ります。

 

   アーノルド・ローベル 作

   岸田衿子 訳

   文化出版局

 

 お百姓さん夫婦がこぶたを大切に豚小屋で飼っていました。

このこぶたがも好きだったこと 食べること 寝ること 庭を駆け回ること 

でも、一番 すきなことがありました。

それは、柔らかいどろんこの中にすわったまま沈んでいくことでした。

 ある朝、おばさんは家中を大そうじ。家の中だけでは気がすまず、

うし小屋、うま小屋、とり小屋とたて続けにきれいにした後、ぶた小屋を見て、

「おーや、ここが いちばん きたないね」と、ぶた小屋も大そうじ。

小屋の前にあった泥を掃除機で吸い取って、

ついでにこぶたをお風呂に入れました。

おばさんは大満足。でも当のこぶたは、大好きなどろんこがなくなってしまい

「こんなうち、ぴかぴかすぎてつまらないや」と、

うちを逃げ出して、どろんこ探しの旅に出るのです。

 
 そして とうとう みつけたどろんこは セメントだった。
 こぶた 危機一髪。
 一方、お百姓さん夫婦は こぶたを探し回っていて・・・・。
 
  ご安心ください。
  最後は ハッピ―エンドですよ。
  40年以上前にでてますが名作ですね。
 
   中学の時に習った 英語のことわざ
 
 There is no accounting for tastes.
 
   蓼食う虫も好き好き
 
     
 
 
    そうですよね。
    人それぞれですよね。
    
    でも、型にはめたいところが指導者なんですね。
    基本が大切って思うから、余計に。
    最初が肝心と思うから 力が入ってしまいます。
 
     昨日も 英語をはじめての生徒さんが
     「英語をきくのはいいけど 言うのはいやや。」っていいました。
     高学年ともなれば プライドもあるし、恥ずかしさもあります。
     「そうよね わかるよ。 」って認めました。
     きくのだけでも いいよ 大丈夫。と様子見てました。
     そしたら ちっちゃい声で言ってるんです。
     「 すごいやん。 上手。」
     そのボリュームでも十分。ちゃんと言えてるよ。
     笑顔で帰っていきました。