佐渡裕 原作
はたこうしろう 絵
小学館
世界的指揮者の佐渡裕氏が初めて手がけた絵本。
主人公の女の子は小さくてそれまで行けなかったのですが
小学生になって初めてコンサートに行きます。
「 1年生になったら とっておきのコンサートにしょうたいするよ。」
ずっと この日を楽しみにしていました。
新しいシフオンのドレスを着て 同じくおしゃれしたママと
パパの指揮するベートーヴェンの『第九』交響曲を聴きに行くのです。
2011年にベルリンフィルを指揮し、現在オーストリアを代表するトーンキュンスト
ラー管弦楽団音楽監督を務める世界的指揮者佐渡裕さんのひとりでも多くの
子供たちにクラシックコンサートに足を運んで欲しいという思いがどのページにもあふれています。
絵は人気絵本作家である 私も大好きなはたこうしろうさんです。
年末になると 第九の歓喜の歌も
あちこちで聞かれますね。
去年 奈良であったコンサートにご近所の方に
誘われていったことを思いだしました。
オーケストラと合唱団と観客の一体感
それは 会場に足を運んだ人だけが味わえる醍醐味ですね。
子どもたちにも 本物のすばらしさを味わってほしいという
佐渡裕さんの思いがつまった素敵な絵本です。
忙しくて なかなか 会場にいけないですが
読むとそんな気もちになれるお勧め絵本です。
昨日 ○ュ○ク堂さんで ご紹介しました。
たくさんの絵本 児童書がいっぱいあって
素敵な本屋さんでした。
朝の地震の影響で、出発の最寄り駅で電車が
動かずに待機していたのですが
ちゃんと 時間に間にあえました。
余裕を持って出かけていて 正解でした。