はなのすきなおじいさん | くまちゃんのわらって日記。

くまちゃんのわらって日記。

人間大好き おしゃべり大好きくまちゃんが日常の見聞きしたことを綴ります。

 

 

 

 

小林純一 脚本

小谷野半二 画

童心社

中国のお話より

 

 庭で丹精込めて花をたくさん育てている

 おじいさんがいました。

 その花を横取りしようとする隣のおじいさん。

 

 でも、花の精が 助けてくれます。

 

  昨日 主人のいとこの告別式が行われました。

  おとといのおまつりの夜は お通夜もあり

  駆けつけました。

 

  菊の生産農家をされていました。

  この春に 99歳のお母さんを送られたばかりなのに

  早すぎます。

 

  おくさまや子どもさんたちやお孫さんたちも

  あまりの突然のお別れにその悲しみは

  察する以上だと思います。

 

  ただ、ただ、ありがとうございましたと

  手を合わせました。

  そして、一度目の死を迎えて

  これから 再び 二度めの死

  ( だれもその人のことを覚えている人がいなくなる)

  を迎えるまで 生きていかれます。

  「 よく はたらくおじいさんだったよね。」

  「 こどもたちをかわいがる優しい人だったね。」

 

  よく 我が家のお仏壇やお墓にと 下さった

  菊の花はいつも きれいでした。

 

   花の精も きっと 生前から

   周りにいたのではないでしょうか。

 

   ご冥福を祈ります。