かがくいひろし 作
PHP研究所
今日はからりと快晴、おむすびさんのうちの田植えの日です。
朝ごはんをたべると さっそく 稲を一輪車にのせて田んぼへ。
おいしいお米が出来るように、村の仲間も手伝いに来てくれました。
しゃけさん、たらこさん、うめぼしさん、こんぶさん、
おいなりさんにふとまきさんなどが勢揃い。
お昼には 畦のところでお弁当を食べます。
でもまだまだ終わりそうにないので、
助っ人に来たのがたこどんといかどん。
おてんとさまの元で一日しっかり働いたみんな、
すっかり日焼けしてしまいましたね。
一仕事した後の、みんなで入るお風呂は最高です。
みんなで 助け合う田植え、いいですね。
我が家も
主人の母が一人で手で植えていました。
主人の父が 早くに亡くなっていましたから
母が苦労して守ってきたのです。
母が55歳で亡くなってから
私たち 夫婦は親戚の助けを借りながら
田植えをしてきました。
ほとんど 機械で植えてもらうのですが
四隅や機械ではとんでしまうところを
丁寧に 手で植えてまわります。
その田植えもしなくなって 久しいですが
この時期は 田んぼの水の管理なども
あって忙しかったことを思いだします。
田植えが経験できたことを今は よかったと思っています。
子どももちっちゃくて当時は大変だったのにね。
我が家の近所は田植え時期で
カエルもにぎやかです。