西加奈子 作
幻冬舎
今日 とほんさんの文庫交換会でいただきました。
西さん 今 大活躍ですね。
これは読んでいなくて 当たってうれしくて
かえりの電車の中で 一気読みしました。
会社を辞めて
瀬戸内のリゾートホテルに
あてもなく旅をする主人公の百合。
そのたびの中で知り合った二人の男性とのかかわり。
一人はホテルの従業員、一人はドイツ人の客。
こわばっていたからだがほぐれていくように
百合の中の何かが確実に再生していくようです。
西さんのあとがきの中の一文。
『うつくしい人』を改めて読み返してみて「随分面倒な精神状態に
あったのやなこの作者と思いました。」それ 私
そうなんや。
わかるようなきもしますね。
西さん やっぱり 読ませてくれますわ。