5日目の朝、朝風呂の後、朝食をいただき、

9時過ぎにチェックアウト。

 

アーケード商店街の土産物屋で

おみやげを買って、別府駅へ。

 

土産物屋では、カトレアという醤油を

手に入れました。

 

これは、鉄輪温泉で刺し身を頂いた際、

使われていて美味しかったので、

探していたのです。

 

あとは、明礬温泉の液体入浴剤「湯の素」。

 

母は、漬物とか買ってましたね。

竹瓦温泉

 

立派な建物です。

 

この向い側に、

狭い路地のアーケードがあります。

 

夜は賑わいそうです。

 

入らなかったのですが、湯は熱いらしい。

 

別府駅からソニックと新幹線を

乗り継いで名古屋へ帰ります。

これは、普通電車です。

 

ソニックは、バイクみたいにカーブで

車体を傾けながら走って、小倉に到着。

 

8両編成のさくら号で新大阪へ、

ひかり号に乗り継いで名古屋へ戻りました。

 

思えば今日乗ったJR車両はみんな、振り子式だった。

 

そんなこんなで、構想から2ヶ月で実現した

親子二人旅は終了。

 

鉄輪温泉ののんびり感と

別府温泉の賑わいどちらも

いい感じでした。

 

温泉もそれぞれ素晴らしい。

 

また訪れたい場所が、増えましたね。

 

ぜひ、皆様も癒されにお出かけ下さい。

宿をチェックアウトして、

昨日の夕方入った、地元銭湯の

前にある無料の足湯・足蒸し湯場へ。

 

人気なのか、塗装が剥げてます。

 

熱いので、やけどしないように注意して下さい。

 

私は5秒持ちませんでした。

 

有名な地獄蒸し場は、第三水曜日が定休日。

 

散策した昨日は、ちょうど定休日で、

地獄蒸しは味わえずじまい。

 

今日は営業していたのですが、

バスの時間もあり、次回に回します。

 

飲める温泉だけ、ちょこっと飲んで次へ。

 

鉄輪バスターミナルから

別府大学経由の別府行きに乗り、

別府大学駅の次で下車。

 

バスターミナルには、亀の井バスの人がおり、

行先を言うと、乗る系統や時間、

乗り場などを案内してくれます。

 

料金も聞いておくと良いでしょう。

 

降りる時、慌てなくて済みますから。

 

明礬温泉に行く予定でしたが、変更して、

海岸で波の音を聞きながら

砂湯に入ることにしました。

 

市営の別府海浜砂湯。

 

着替え室がちょっと狭めなんですが、

全部脱いで、すっぽんぽんになり、

その上から浴衣を着て帯を締め、

砂浜にある湯へ向かいます。

 

入場料の他に、

脱衣場のコインロッカーで

100円が必要です。

 

母は、おパンツを脱ぎ忘れて、

おパンツが砂まみれに。

 

湯といっても、お湯ではなく、

温泉のパイプで砂が温められていて

砂かけさんと呼ばれる係の人が、

砂を掘って、穴を掘り、その中に

寝転ぶと、適当に砂をかけて

埋めてくれます。

 

適当と言っても、雑という意味ではなく、

年齢、性別、体調によって、最適な加減に

調整してくれるのです。

 

足の裏も、砂をぎゅっと押し付け、

頭をちょこっと浮かせて、首、頭の

後ろにも、いい感じで砂を盛ってくれます。

 

プロの技ですね。

 

砂は、黒く、大粒で、これなら風で

舞い上がって目に入ったりすることも

ないでしょう。

 

湿ってますし。

 

埋める前に、確認で、血圧が高くないかとか

心臓が悪くないかとか聞かれます。

 

正直に答えましょう。

 

実際、15分ほど入っていると、

砂の重みがじわじわ効いてきますし、

背中からは、じんわりと熱が伝わって、

体中から汗が吹き出す感じ。

 

フグの毒出しで砂埋めが利用されるのも

なんだか分かる気がします。

 

15分ほどで、砂かけさんから指示があり、

ゆっくりと砂を払って、出ます。

 

全身、砂まみれ。

 

砂場で落とせるだけ落としてから、

脱衣場へ。

 

まず、浴衣を脱ぎ、回収所に投げ入れます。

 

そして、シャワーで砂を落としてから、

内湯へのんびり浸かりましょう。

 

再び初めの着替え室に戻って、

服を着ます。

 

横に、無料の休憩室があります。

 

4畳半くらいの広さ。

 

かなり熱くなっていたので、私は、外のベンチで休憩。

 

海からの風が、火照った身体に心地よい。

 

右側の女性は、足湯に浸かり中。

 

手を見たら、肝臓がフル稼働したのか?

紫色になっていました。

 

砂湯、思ったより身体に負担がかかるようで

健康に不安がある人は、要注意です。

 

砂かけさんも、途中で気分が悪くなったら

すぐ言ってくださいと、何度も言ってましたし。

 

それにしても、スッキリ、さっぱり

解毒できたようです。

 

JR線で、別府大学駅から

別府へ向かいます。

 

別府駅前には、こんな銅像がありました。

油屋熊八さん。

 

脇には手湯。手がすべすべになります。

 

駅前高等温泉。

 

アーケード街を散策

 

竹の篭、ザルなど。

 

右側は、大分の地場製品を売る店

 

昔の別府温泉のパネル展示

 

海鮮丼の店や、

 

居酒屋とか

 

ココにも鮮魚が自慢の居酒屋

 

インド料理の店とか

 

こんなオブジェも。

 

ほこらの裏には、

 

健康快道。痛くてまともに歩けません。

 

解説図。

 

先程のOita Made Shop。

 

店の人は、残念ながら、

メイド服は着ていませんでした。

 

「結」という小料理屋でランチ。

 

とり天定食です。柔らかでおいしい。

 

母より若い女将さんとの会話も楽しい。

 

テレビでは、北鎌倉を舞台とした、

1951年のモノクロ映画が流れていました。

 

3人で見ながら、まったり。

 

今度別府へ来る時は、

夜の部にもお邪魔したいかも。

 

今夜の宿は、野上本館というところ。

 

15時チェックインなので、

荷物だけ預かって貰おうと13時半頃に

着いたら、もう、チェックイン可能でした。

 

そしてお風呂にも入れました!

 

外装工事中で周りに足場が組まれていました。

 

17時頃には、職人さんが帰って静かになりました。

 

和風の部屋

 

男女別内湯と、貸切風呂が3箇所。

 

チェックイン時に、貸切希望があれば伝えます。

 

私達は、なしとしました。

 

部屋に荷物を置いて、早速、ひと風呂浴びました。

 

ほぼ貸切状態の湯船は、炭酸水素塩泉で、

優しい肌触り。

 

鉄輪温泉とはまた違ったお湯に、

癒されっぱなし。

 

壁には、もとはチンチン電車の軌道に

使われていたという石板を縦にして、

お湯を滝のように流す設備があるのですが、

温泉成分がまるで鍾乳石のように

こびりついてボコボコになっています。

 

ここの温泉には、いろんなミネラルが

相当量、溶け込んでいるようです。

 

晩御飯は付いていないプランにしたので、

地元のラーメン屋を探して、

迷路のような路地裏を通り抜け、

アーケード商店街を通ってたどり着きました。

 

大陸ラーメンというお店で、

名古屋のスガキヤラーメンとはまた違う

味付けでしたよ。

 

鉄輪温泉でも海外からのお客様は見かけましたが、

ここで聞こえてくる会話はドイツ語、韓国語、

英語、中国語などでした。

 

翌朝の朝食会場でも、半分以上は韓国からのお客様でした。

 

宿からすぐの竹瓦温泉。

 

(つづく)

 

 

4時ころまで宿で爆睡して、

目を覚ますと、地元の銭湯に

入ってないことに気づき

一つくらいは入ろうと、

向かったのがこちら。

組合員は無料、外来者は入浴料として、

100円のコインロッカーを使う仕組み。

 

誰もいなかったので、撮影。

 

ちょっと熱めのお湯でした。

 

壁には入浴マナーのイラスト。

 

女湯と上部はつながってます。

 

脱衣場

 

私はコインロッカーを使用。

 

湯が熱くて腰までがやっとでしたが、

一瞬、首まで浸かって出ました。

 

外へ出てからも、しばらく身体が

火照っていました。

 

晩御飯は、二連泊で同じメニューが

続くのも味気ないので、宿の人が

気を使ってくれて、昨日と違う

メニューに。

 

昨日もそうでしたが、大広間では私達二人だけ。

 

他の皆さんは、たぶん自炊か、

外で地獄蒸しとかを食べているのでは?

 

八百屋さんや魚屋さんも、地獄蒸しの釜を

持っていて、買った食材を蒸してくれます。

 

りゅうきゅう という名の、

魚の刺し身をゴマ油、生姜、醤油で

和えたものや、豊後牛、刺し身の盛り合わせ

などをいただきました。

 

刺し身はきっと鮮度が良いのでしょう、

富山県の氷見の宿で味わって以来の

コリコリした食感でした。

 

今朝の散歩で行った高台からの夜景。

 

別府タワーが見えます。

 

明日は、別府市街地へ移動します。

 

(つづく)