昭和歌謡大全集 | バツイチアラカンオヤジの映画日記

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観た映画やドラマ、その他について、基本的にネタバレ無しで!無責任に感想を書き留めていきます。あらすじはコピペせず自分なりの文章でボケ防止を図りっているので当てにならないかも?!

コレはAmazonプライムビデオでたまたま目に留まったのでウォッチリストに入れといたヤツ!こんな映画全く記憶にないな~、きっとマイナーアングラな不条理作品なんだろうな~と思い込んでいたんですが原作が村上龍って事でキャスティングも意外に豪華で驚けました♪

イシハラ(松田龍平)ら6人のグループは日々何をするでもなく深夜に集まってはパティ―などで盛り上がっていた。その仲間の一人スギオカ(安藤政信)がある日、衝動的に一人のオバサンを殺害してしまう。殺害されたオバサンの仲間ヘンミ(岸本加世子)たちは現場に残されたバッチから犯人がスギオカだと調べ上げ復讐を遂行するのだが・・・

原作は週刊プレイボーイに連載されて20年前の当時は結構物議をかもして話題になったそうですが全く覚えていませんでした。若者VSオバサンの仁義なき殺し合いってお話はバカバカしくも思えるけれど当時はまぁ物議をかもしたのも判る様な気がしますね。当時は美魔女や熟女ってネーミングがどうだったのか覚えてませんが劇中で描かれる「オバサン=女性としての価値が下落した存在」って価値観がチョット逆に新鮮味はありました。鈴木砂羽の演じるイワタのトイレの絡みシーンは爆笑でしたがイワタが女として若い頃に比べたら気を張っていない、油断していたと自覚して茫然自失する辺りは頷けるものがありました。

キャスティングはあどけなさの残る松田龍平が美少年と呼ばれていたのに納得、6人のオバサンたちも岸本加世子に樋口可南子を筆頭に懐かしい粒ぞろいなメンツが揃っていてソコも楽しめました。それから原田芳雄がやっぱりカッコ良くって♪原作未読なのでどう脚色されているのか判りませんがラストはなんか「太陽を盗んだ男」から頂いただけかよ!?ってちょっとがっかり感が勝りました。

 

「昭和歌謡大全集」 オススメ度 ★★★

 

 

 

 

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