マルホランド・ドライブ | バツイチアラカンオヤジの映画日記

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観た映画やドラマ、その他について、基本的にネタバレ無しで!無責任に感想を書き留めていきます。あらすじはコピペせず自分なりの文章でボケ防止を図りっているので当てにならないかも?!

「難解映画」として聴き及んでいたし観るチャンスにも恵まれずで初見!デヴィッド・リンチの「難解」といえば「ツインピークス」も自分にとっては難解でそれでもそのリンチ節とも呼べる独特の雰囲気で何故か楽しめちゃう作品だったので本作にも理解するより楽しめればとチェックです♪

マルホランドドライブを走る車に乗せられた女(ローラ・ハリング)、銃を向けられ命の危機を悟った時車は突進してきた暴走車が激突し辛うじて助かった。彼女は眼下に広がる街の灯りを目指しある家に忍び込んだ。一方、ダンスコンテストの優勝をきっかけに女優になる夢を持ってハリウッドにやって来たベティ(ナオミ・ワッツ)は女優の叔母が撮影のため留守にする家を住まいとするがそこで彼女はあの女と鉢合わせして・・・

オープニングのダンスシーンでの幕開けがもうリンチぽくって♪華やか風なのに何となく気味の悪い感じで♪後にリタと分かる彼女はまぁまぁ想定内ですがナオミ・ワッツの演じる清純な夢見るベティがどこまでリンチの世界に堕とされるのかにもワクワクでした♪リタが家に入るの見たよね?やウィンキーの同じ夢を2回見た男やベティと親しくなった老夫婦は何なの?とは思いましたがそれ程難解じゃないんじゃない?と高をくくっていたらwww

監督アダムも興味深いキャラでリンチもキャスティングやその他もろもろ映画を撮るにあたって色々な圧力を受けて来たんだろうかとか想像させて面白い♪チョット間抜けな殺し屋もいい感じでした。ロバート・フォスターの刑事が1シーンだけってのはちょっとがっかりでしたがwikiを読んで納得でした。それからベティのオーデションのくだりのエロさが半端なくって♪スレンダーで手足の長い躰に小ぶりなパイオツがもう、、、♪彼女がどうしてリタに手を差し伸べたのも理解出来たしこの先リタの素性が徐々にわかって的な展開を予想していたら流石リンチ監督ですね~クラブ・シレンシオを起点に迷宮にぶち込まれました♪どう解釈したら?と頭の中フル回転でしたが「ハリウッドのダークサイドを描きたい」と云う監督の言葉を読んでダイアンはベティの未来像なのかな?とか俺はハリウッドが嫌いだ!って監督の意志表示なのかな?なんて想像しました♪コレを書き終わって幾つかの解説を読んで序盤は全てダイアンの夢・願望ってのを斜め読みしてそれにも大きくうなずけましたが自分的にはデヴィッド・リンチが「ハリウッドなんてロクなところじゃねーよ!」と云っている映画なんじゃないのと感じました。何が正解なのか皆目わかりませんがそれでも面白い!!!作品でした♪

 

「マルホランド・ドライブ」 オススメ度 ★★★

 

 

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