市子 | バツイチアラカンオヤジの映画日記

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観た映画やドラマ、その他について、基本的にネタバレ無しで!無責任に感想を書き留めていきます。あらすじはコピペせず自分なりの文章でボケ防止を図りっているので当てにならないかも?!

主演の杉咲花が絶賛されていたので超気になっていたヤツ!早々にAmazonプライムビデオに来たので早速チェックです♪杉咲花は「MOZU」の刑事の娘役で初めて目を引いた子ですがもう26歳なんですね~、オジサン的には時の流れの速さに驚きです。本作では実年齢から高校生まで全く違和感を感じさせず、尚且つしっかりと演じ分けてる印象を受けてどなたかのブログで彼女の代表作と云っていたのも頷けた、大賛成できた作品でした♪

慎ましいながらも同棲生活を幸せに過ごしていた市子(杉咲花)と義則(若葉竜也)。ある夜、義則は市子にプロポーズし市子は涙ながらに喜んでそれを受けてくれた。しかし翌日、義則が帰宅すると市子の姿は消えており・・・

オープニングの涙ながらにプロポーズを受け入れ喜ぶくだりでもう引き込まれちゃいました。味噌汁の匂いが幸せな匂い、憧れる匂いって云うセリフもその後に明かされる事実を予感させてもう涙目。無戸籍については少し前にEテレの「ねぽりんぱほりん」で初めて実情を知ったのですが、それまではいい加減な親が全ての原因と思っていました。「護られなかった者たちへ」の水際作戦もそうですが本作での「無戸籍」になってしまった理由も役所同士の連携などで防げそうな気がしたのですがどうなんでしょうね?事情があると認識したらマニュアル通りの対応ではなく個別に生身の担当者が対応して調査して裁量して欲しいものです。

市子の真実が徐々に明かされていく演出良かったですがお話的には最後まで救いがないモノでそこまで悪い方へ悪い方へにはいかないのでは?と疑問もよぎりました。まさかホントにヒーローになってしまったのはかなりの衝撃でした。演者さんたちは若葉竜也や宇野祥平や中村ゆり、渡辺大知、森永悠希や短い出番ながらも中田青渚と石川瑠華もとても良かったし何より杉咲花の熱演で最後まで見入ってしまえました♪「全部流れてしまえ」ってセリフのくだりは市子の心情がビシバシと伝わって来て自分も本作は杉咲花の代表作だなと感じる事の出来た作品でした♪

 

「市子」 オススメ度 ★★★★

 

 

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