BSPで放送されていたのを予約録画しといたヤツ!公開当時はデヴィッド・ボウイの出演も手伝ってかなり話題になりましたが殆ど記憶に残っていなかった作品。改めてwikiで確かめてみればジョージ・ルーカスが製作にかかわっているし当時の美少女代表のジェニファー・コネリーも主人公として出演しているなど大作なんですけどね。殆ど忘れていたのでほぼほぼ初見的にチェックです♪
父の再婚によって継母と異母弟の幼い弟トビーと暮らすようになったサラ(ジェニファー・コネリー)。ある夜、トビーの子守を命じられたサラは泣き止まないトビーに嫌気がさし怒りに任せゴブリンの王にトビーを連れ去る様におまじないを叫んでしまう。するとトビーの姿は消え代わりにゴブリンたちとその王・ジャレス(デヴィッド・ボウイ)が現れて・・・
残念だったのはデヴィッド・ボウイの楽曲で聞き覚えのある曲が無かった事(T_T)確か本作に合わせてつくられたビデオクリップがあって「ベストヒットUSA」でも流されていたような記憶があるのですが思い当たる曲がありませんでした。そうは云ってもデヴィッド・ボウイの存在感は抜群でデヴィッド・ボウイに「ゴブリン」の王なんてショボイ役どころは勿体ないよねと思っていたのが、完全にサラを排除しない見え隠れする優しさや秘められていそうな秘密などなどやっぱりデヴィッド・ボウイで適役だっのかもと思わせる辺りは流石です♪wikiにもちょこっと記載がありましたがジャレスがトビーをどうするつもりだったのか?が自身と同じ様な疎まれていたトビーを跡継ぎに考えていたのでは?とか想像できるのもデヴィッド・ボウイだからこそって思えました♪
デヴィド・ボウイは「ダーク・クリスタル」があったからこそ本作に出演した様ですがどうも日本ではマペットはイマイチ一般受けしないですね。自分的には「ダーク・クリスタル」の様に世界観を成立させる為にはいい手だとは思うのですが本作ではファイアリーとサラのくだりの様なちょっと安っぽく見えちゃう場合があるから一般受けしないのかな~とは感じました。因みに本作ではサー・デイディモスがお気に入りでアンブロ―シャスもマペットと本物の使い分けがいい感じでしたがイマイチ活躍場面がなかったのがちょっと残念でした。最後になっちゃいましたがジェニファー・コネリーの美少女ぶりも再確認♪全体的には「オズの魔法使い」に変わるものを目指したけどちょっと失敗しちゃったかなってな印象の残った本作でした。
「ラビリンス/魔王の迷宮」 オススメ度 ★★★