タイトルは子供の頃からタイトルに惹かれていましたが観る機会がなくこれまで未見で来た作品。ディズニー＋はどんな映画がリストにあるのかな？と漁っていたら見つけたので思わずそのまま鑑賞してしまいました。ミュージカルホラーって事で一度観て置ければいいか的なハードル下げてのチェック。現在ではLGBTQも世間で徐々に認知されてきていますが本作製作当時の当事者たちのやりきれない心情がヒシヒシと感じられて本作がどうして支持されたのか理解出来たような気がしました♪
婚約者のジャネットを恩師スコット博士に紹介しようと車を走らせていたブラッドの車は嵐の中で道に迷いその上パンクし立ち往生してしまった。電話を借りようと途上にあった古城を訪れたブラッドたちは城主のフランクンたちが開いていた奇妙なパーティーに参加させられて・・・
オープニングのちょっとエロさを感じる唇で唄われる「SF怪奇映画2本立て」でちょっと期待♪でもその後はラストのフロアショーはそこそこな感じです。一点だけエディーがまさかのジョン・ベルーシに見えて検索してみたらエディを演じていたミート・ローフは「ファイトクラブ」で印象的なボブを演じた人だと知って驚けました♪
そんな感じでややウケで見続けていたところへあの「フロアショー」はノンケの自分にもかなり刺さりました♪「夢見てたらダメ、夢になりなさい」にそのジレンマが感じ取れてグッときます。デカダンスと戦うと云っていた博士の御身足も上流階級然とした拍手喝采の幻の観客達も当時は暗がりで息を潜めていたであろう彼らの夢なのだと理解出来ました。
「ロッキー・ホラー・ショー」 オススメ度 ★★★
